「3年間1日1冊読書をし続けていたら周りの友達と話が噛み合わなくなってきました」と相談された。確かに1ヶ月に1冊すら本を読んでない人が多い中で1日1冊も読書していたら成長スピードは驚異的なものになる。話が噛み合わなくなってくるのも無理はない。読書家は読書家同士、新しい人脈を築いていく。
— .K (@Rkpb_R) 2020年10月31日
体系的な知識とスキルを積み上げていくのなら読書より有効な手段はない。
もちろん、極めたい専門分野の学術書を読むのが最も効率良く体系立てて知識を吸収できるのは言うまでもないが、自己啓発書やビジネス書を読み続けるだけでも深い教養を手に入れることは可能だ。
巷では「自己啓発書やビジネス書や小説などのジャンルは知識獲得としては効果がない」と言われるが、そのようなジャンルでも著者の幅広い引用により社会科学、物理学、生理学、心理学、脳科学などの様々な周辺知識を手に入れることができる。
学術的な専門書でなくても本を読み続けることにより一定水準以上の知識と教養を得ることができるのだ。
読書をする人としない人では教養レベル、知識レベル、語彙力、文法力、レトリック、人としての深みに大きな差がついてくる。
最初は些細な差かもしれないが、1年、3年、5年、10年、20年と読書歴が積み上がっていくことにより、やがて目も当てられないほど「人間としての総合力」に差が出てしまう。
読書とはそれほど強力なツールなのだ。
ある統計によると、今では大学生の過半数が月に1冊も本を読まないらしい。
この読書離れの傾向は今後、より一層加速していくだろう。
そんな時代だからこそ、ほんの少しずつでも読書をし続けている人の人間力が際立ってくる。
「1日1冊」とまでは言わない。
「1日1ページ」の読書があなたの人生に与えてくれるものは限りなく大きなものになるはずだ。