まず自分自身を満足させるために頑張るのは素晴らしいことだと思う。「お金が欲しいから頑張る」「モテたいから頑張る」「出世したいから頑張る」「タワマンに住みたいから頑張る」「自由が欲しいから頑張る」など「自分のため」は大きな原動力になる。社会貢献などを考えるのはその後でも全く遅くない
— Yuma.K (@ykpb_y) 2020年10月29日
最初に断っておくが、このツイートは「社会貢献のために起業する人」を否定するものではない。
心の底から「社会貢献をしたいから起業したい」のであれば僕が横槍をいれる権利は微塵もない。
堂々と社会貢献のために起業すべきだと思う。
一方で「本当は自分の欲を満たしたいのだけれども、それでは体裁も悪いし批判されそうだし一旦とりあえず欲は封じ込めて社会貢献のために起業してみよう」というタイプの人も一定数いることは否定しがたい。
世間体を気にしてしまい「社会貢献」を看板に掲げているということだ。
僕はこのような人に向けて冒頭のツイートを書いた。
率直に言ってしまえば、「自分のため」の起業に後ろめたさなど1ミリも感じなくて良い。
「自分のため」を偽って「社会貢献」の表層を繕えばいずれ必ず"ひずみ"が生じるだろう。
それならば開き直って「モテたい」「お金持ちになりたい」「高級車に乗りたい」という動機を堂々と掲げて起業すれば良い。
そのように開き直ってしまうのには最初は抵抗を感じるかもしれないが、自分を偽るのに比べたら1000倍は健全な精神状態で経営できることだろう。
「自分のため」に努力し「自分のため」に成功し、ある程度「自分のため」の欲を満たしたとき、人は必ず「他人様のため」に動きたくなるものだ。
その時に初めて-つまり心の底から貢献したいと思えるようになったら初めて-「社会貢献」考えてみても遅くはないはずだ。