「朝型の勧め」は多くのところで言われている。僕も完全に朝型だし朝はとても作業がはかどるのは間違いない。でもそれは「僕の場合」であって、もちろん昼型の人もいるし夜型の人もいるし深夜型の人もいる。成功した若手インフルエンサーは深夜活動型が多いようだ。生産性の高い時間帯は人それぞれだ。
— Yuma.K (@ykpb_y) 2020年11月9日
僕は朝の時間帯が好きだ。
「多くの成功者は朝型だ」と自己啓発書にも書いてある通り、朝の時間帯に活動することはメリットだらけだと考えている。
朝の空気は澄んでいて気持ち良いし、日の出とともに起きれた時の気分は爽快だし、朝の一仕事を終えたあとのコーヒー・ブレイクは筆舌に尽くし難い幸せだ。
ただ、ここ最近、自己啓発書に"かぶれた"若い人たちなどが「朝型でない人間はビジネスパーソンとして終わっている」「午前中に作業を終わらせられない人は無能な人」「朝起きれない人に成功はない」などの発信をしていることがあまりにも目立つような気がする。
彼らは、まるで伝道師にでもなったかのように「朝型教」の布教活動をしている。
確かに、朝型のススメには僕は大いに賛成なのだが、果たしてそれは「絶対」なのだろうか。
冒頭のツイートでも書いたとおり、近年多くのYouTuberやインスタグラマーなどの「インフルエンサー」が活躍している。
ある記事によれば、彼らの特徴は「深夜帯に作業する人が多いこと」らしい。
確かに、インフルエンサーの知人は昼夜逆転していて夕方5時起床、朝10時就寝という生活リズムで暮らしているし、インフルエンサーの会合などは深夜から始まることも多いようだから、これはあながち間違いではないのかもしれない。
もともとインフルエンサーの人たちは会社員生活に「NO!」を突きつけて、ある種の反逆精神でのし上がってきた人も多い。
昼夜逆転の生活リズムはそういった「反・会社員生活」を象徴しているというのは考えすぎだろうか。
とにかく、ここで言いたいのは何も「朝型は絶対」ということでは無いということだ。
深夜に作業しているインフルエンサーが朝型の人の何倍、何十倍も稼いでいることはもはや珍しいことではない。
個人、個人によって調子の良い時間帯というのは大きく異なるものだし、これという絶対の時間帯というものはないだろう。
朝型の人もいるし、夜型の人もいるし、深夜型の人もいる。
型にはめこんで「朝型以外の人は成功できない!」などと声高に、他人への強制感を持って主張するのはあまり格好良いことではない気がする。