「継続」をしているからと言ってすぐに成長を実感できるわけではない。「継続」が習慣になって日常生活の一部になった時、ふと気づいた瞬間に「あれ、なんか前より成長してるな」「前はできなかったことができるようになってる気がするな」とジワジワ実感する時がくる。継続を習慣化できれば努力は実る
— Yuma.K (@ykpb_y) 2020年11月16日
成長意欲の高い若手は、成長の実感がないと焦りがちだ。
「自分はひょっとしたら見当違いな努力をしているのではないでしょうか」「成長できてる気がしません」「1ヶ月前と比べて自分がステージアップしているとは思えません」「私にはこの分野の才能がないのではないでしょうか?」
このような相談を若い部下などからされることは非常に多い。
不安な気持ちはもちろん分かる。
僕もそのようにして焦っていたものだ。
しかしながら成長は、一朝一夕にできるものではない。
冒頭のツイートでも述べたように、ほんの1週間や1ヶ月で成長を実感できるような努力というのはどちらかと言えば少数で、多くのプロフェッショナルな分野で初心者が成長を実感するには最低でも3ヶ月はかかるだろう。
その上、一度自分の成長を実感できてから次の段階に成長をするためにはさらに長期(半年単位、年単位)の努力期間を必要とする。
初心者が成長を実感できにくいのはもちろんのこと、中上級者はさらに成長をしにくいし、実感しにくいのだ。
これが俗に言う「スランプ」というやつだ。
分野を問わず、初心者より中級者のほうが、中級者より上級者のほうが、「スランプ」の期間は長い。
一度「スランプ」に陥ってしまうと「もう成長できないのではないか」とネガティヴ思考に染まってしまう人は多い。
しかし心配は無用だ。
「スランプ」とは次のステップに進むために爆発的な燃料を溜め込んでいる準備期間のようなものだ。
成長の実感がなかなかできないのはもどかしいものだが、努力を日常とし、無意識に努力をしているうちに気づいたらステージアップしている日が必ずくる。
いつかくる「成長」の時を楽しみに、くすぶっている期間をも楽しもう。