【twitter:@Rkpb_Rより引用】
「継続するだけで勝てる」というのは真理。多くの人が最も苦手なことは「継続」すること。量をこなし継続していけば結果は嫌でもついてくる。継続しているだけでライバル達は自然と諦めて脱落していく。「日々コツコツと量をこなし継続できること」こそが最強のスキルだと思う。
【ここまで】
「○○するだけで年収1000万円!」
「○○するだけで楽々マイナス5キロ」
「○○するだけでTOEIC900点!」
書店に入れば上記のようなタイトルの書籍を探し出すのはいとも簡単なことでしょう。
店頭に大々的に告知され、平積みされていることも珍しくありません。
同じような「楽々できる〜」のようなタイトルの本が全く別の著者、出版社から何冊も出ていることもあります。
なぜこれほどまで「楽に」「簡単に」「たった○○するだけで」「誰でもできる」のようなタイトルの本がこの世に溢れかえっているのかと言えばそれは単純にそのような本が人気であり"売れる" からですが、
ではなぜそのような本が人気であり売れるのでしょうか。
根本的に大衆が楽なノウハウを求める生き物だからです。
「年収1000万は普通の人にとってはイバラの道」
「マイナス5キロ減らすためにはしんどいダイエットを数ヶ月続ける必要がある」
「不断の努力無しにTOEIC900点は不可能」
このようなタイトルの本を書く物好きな著者も、売り出す出版社も滅多にありません。(いたら是非お会いしたい)
私の経験、そして伝聞を総合した上で断言しますが
大衆から頭ひとつ飛び越えるなら-いわゆる「成功」をするなら-即効性のあるノウハウのようなものはありません。
仮にそのようなノウハウがあったとしても先行者たちに喰らい尽くされ、書店になど出回ってきません。
成功に必要なことは努力の方向性を踏まえた上でコツコツ継続すること、毎日積み上げること、競合が脱落していくのを横目に踏ん張り続けること、これしかありません。
「継続は力なり」とはベタな格言ではありますが本当にそうなんです。
この格言には先人の知恵が詰まりに詰まっています。
継続こそが最強のスキルであり成功の条件であり、一瞬で成功を手に入れる「マジック」のようなものはない。
「一瞬で楽々、何も考えずに成功できます」という本を出す著者は、
その本を思考停止状態の大衆に売りさばきたいだけだと判断して差し支えありません。
書店に入ったらそんな「思考停止状態の大衆」に自分自身がなっていないか戒めてみてください。
「楽々〜」という本に思わず手が伸びていないか自身を見つめてみてください。
不断の継続こそが成功のための必要条件であり、
「最短の道」だということをここに強調しておきます。