Ryuta.k【放浪社長】

起業家。放浪者。読書家。偏差値40台の高校卒→早稲田大学入学→起業し中退→キャリアデザインスクール経営→フリーランス→SNS広告関連会社代表。妻と2人暮らし。在野での哲学研究をライフワークにしてます。趣味は将棋(三段)です。

聞くは一時の恥にすぎない

 

 

 

 

「知らない」と言うことを恥ずかしいことだと思っている人は非常に多いです。

人は歳を重ねれば重ねるほどプライドも積み重なっていくものなので、特に30代以降の人や、会社で部下を持っていたりする人ほどこの傾向は強いようですね。

 

 

例えば会話の中で知らないことがあったとして、プライドにより「知らない」と言えないとどうなるか。

 

知ったかぶりをするようになります。

曖昧にしか理解していない事柄を曖昧な返事で誤魔化そうとしたり、よく分からない言葉をさも理解しているかのように振る舞ってしまいます。

 

では知ったかぶりをするようになるとどうなるか。

「知的成長速度」が鈍化します。

自分の知っている表現や概念だけで世界を経験観察するようになります。

平たく言えば「頑固者」になってしまいます。

頑固というのは言うまでもなく成長とは程遠い態度です。

「自分の知っている世界"のみ"で満足」というのが頑固だということです。「未知の世界は拒絶すべきものとして扱う」のが頑固だと言うことです。

 

 

知らないことを「知らない」と言えなくなる態度は、やがて対人だけでなく1人で読書をしている時や映画を見ている時にまで広がっていきます。

知らない単語や表現、漢字やカタカナ語が出てきた時にまともに調べずスルーするようになってしまうのです。

知らないことをわざわざ知ろうとすることを億劫になってしまうわけです。

そうなれば知的成長は徐々に鈍化し、やがてパタリと止まってしまうでしょう。

 

 

「知らなかったことを知る」ということは人の知的成長とダイレクトに繋がってきます。

 

人の知的成長にとって「未知のものを既知としていく」ことは大きな割合を占めるでしょう。

そして「未知のものを既知としていく」には知らないことを素直に聞けたり、知らない言葉を素直に調べていくのは必須です。

知ったかぶりをしながら知的成長を遂げていくのは材料も無しに料理をしていくようなものです。まず不可能ですよね。

 

 

「私は知ったかぶりや頑固さとは無縁だ」と思っている人もいるかと思いますがそういう人ほど注意してください。

誰もが若い時や、背負う責任が少ないときはだいたい素直なものなのです。

でも部下がたくさんできたり、責任ある仕事を任されたり、経験値を積み上げれば積み上げるほど人は自分に対する「自信・自負」を深めていきます。それ自体は素晴らしいことだとしても「自信・自負」は頑固さと表裏一体なのです。

 

 

人に「よく知らないので教えてくれませんか?」と聞くのを恥ずかしいなと思った時にこそ、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉を思いだしてください。

 

分からないことを「聞く」マインドでいる限り無限に成長できるのです。