「ひとり=寂しい人、孤独な人、悲しい人」というイメージがある。ひとりでいる人を無理に輪に連れ込もうとする人も多い。でも、ひとりの時間がなければ精神的にやられてしまう人もいる。ひとりの時間が癒やしだと言う人もいる。ひとりの時間にエネルギー充電する人もいる。ひとり=寂しいとは限らない。
— Ryuta.k (@Rkpb_R) 2021年8月3日
私はひとりの時間が大好きです。
ひとりの時間が無ければ死んでしまうと言っても過言ではありません。
また、ひとりの時間を癒やしや休息として捉えているのはもちろん、
自身の成長のために必須な時間だとも捉えています。
「休息」と「成長」の二重の意味でひとりの時間は不可欠なのです。
「休息」としてひとりの時間を認識しているというのは、私が非常に内向的な人間だからです。
内向的な人の特徴として、他者との接触でエネルギー・リソースを大きく消耗してしまうということがあります。
逆に「外向的な人」は他者と関わり合うことで、
エネルギーを充電できる傾向にあるようです。
内向性と外向性は文字通り真逆なのですね。
「内向的な人にとって他者とのコミュニケーションは苦痛なのではないか」と考えている人もいるようなのですがそうではありません。
コミュニケーションや飲みの場は普通に楽しめますし、
その場は大盛り上がりすることもしばしばあります。
しかし、終会後にとてつもない疲労が身体を襲います。
私のように超がつくほど内向的な人間は、
例えば丸一日他者と関わるとすると、その翌日は妻以外の人の顔を見たくありません。
内向性の強い人にとって、他者とのコミュニケーションは非常に強い刺激になるのですね。
その休息の意味で、「ひとりの時間」は重要です。
もうひとつの「成長」のためにひとりの時間が必要だと言うのは、
結局は勉強はひとりで行うのが最も効率が良いからです。
言うまでもなく「インプット」の際はひとりで資料とノートを携えて机に向かったり、
youtubeで情報収集したりなどするのが良いでしょう。
お勉強会などと称して合同でインプット作業を行うのは、
勉強と関係のない会話が始まってしまう可能性があるなど極めて非効率な面があります。
また、「アウトプット」をするにせよ対人の読書会などは楽しく便利なツールのひとつではありますが、
基本的にはブログに書いたり、Twitterなどで私見を述べたりすれば事足ります。
学習のPDCAは、ひとりでいる際に最も高速回転させることができるのです。
言い換えればいつも誰かと"つるんでいる" 人の勉強は非常に非効率ですし、
成長スピードも遅くなってしまうでしょう。
目的意識を持って勉強している人、成長したい人にとって、ひとりの時間はこの上なく重要なのです。
冒頭のツイートのように「ひとりでいる人=寂しい人」と認識している人は多いですが、
私のように「ひとりの時間」を必須かつ有益だと考えている人間にとって、その心配は大きなお世話なのですね。
ひとりの時間で休息し、ひとりの時間に成長する。
人と関わるのももちろん大切ですが、
本当に大切な人と限られた時間で濃密に語り合えばそれで充分なのです。