従業員5〜20人程度の小規模の企業で将来性がない会社は一目で分かる。「社長と社員が一緒になってその場にいない社員の悪口を言っている会社」は3年以内に落ちぶれる。これはまず間違いない。小さな会社では社長と社員の距離が近い分、社長の態度が丸見えだ。陰口を言う社長からは皆んな離れていく。
— Ryuta.k (@Rkpb_R) 2021年7月17日
従業員が少ない会社は社長(経営陣)と社員の距離が近いぶん、
その会社の本質がとても見えやすいです。
もしあなたの所属している会社が小規模のベンチャー企業である場合、もしくはそのような小規模の会社への就職を考えている場合、
その会社が果たしてこれから昇り行くのか、それとも沈み行くのかは次の点を注視することで把握できるでしょう。
それはすなわち「社長がその場にいない従業員の悪口を言っているか否か」です。
社長と社員の距離が近いということは、プライベートの話や恋愛の話をしたり、
良くも悪くも"和気あいあい"とした雰囲気になりやすいでしょう。
それ自体は決して否定されるべきことではないのですが、
和気あいあいとした日頃の話題の中に「その場にいない社員の悪口」がよく含まれている場合は注意を要します。
私が過去に顧問を務めていた会社でも、
アフター5の飲みなどに誘っていただく機会がたまにあり同席していたのですが、酒が進んでくると
社長「あいつ(その場にいない社員)は本当に仕事ができないよな!」
社員「そうですよね!そのくせ社長に必死に媚びてますよね」
社長「本当に、無能なくせにそういうことだけは必死なの俺は見抜いてるからな、あいつはいつか追い出すわw」
社員「それがいいですね!ちょっと良い大学でてるからって生意気なんですよ」
社長「大学と能力は関係しないってやつだな!とりあえずあいつのせいで今日もクレーム対応とか散々だったわーw」
このような会話が繰り広げられ、あげくの果てには仕事の能力の話だけではなく、容姿などの悪口も始まりました。
聞くに耐えない悪口の連続で少し気分が悪くなってしまい、
途中で退席させていただいたのを覚えています。
その会社は社長が実務面ではカリスマ的な人物だったこともあり、初年度は順調に業績を伸ばしていたのですが、
3年も持たずに破綻してしまいました。
小さな会社は特に社長の思想が社内に反映され、それはやがて業績にも反映されます。
社長が身内の悪口を言うような会社ですと、その空気感が社内に反映され、
それがやがて腐臭のように外部に漏れ出ます。
もちろん経営陣が人格者だからと言って上場できるだとか、何百億も売り上げるとか、そんな甘い話はありません。
しかしながら、経営陣に人格が伴ってないような会社はいずれ崩壊せざるを得ないのです。