Ryuta.k【放浪社長】

起業家。放浪者。読書家。偏差値40台の高校卒→早稲田大学入学→起業し中退→キャリアデザインスクール経営→フリーランス→SNS広告関連会社代表。妻と2人暮らし。在野での哲学研究をライフワークにしてます。趣味は将棋(三段)です。

「してあげたのに」マインド

 

 

 

 

 

人に何かを「してあげる」というマインドは不幸のもとです。

 

 

 

 

何かを「してあげる」という心持ちでいますと、
当然その「してあげた言動」に対して見返りを求める気持ちが意図せずとも湧き上がってきます。

 

 

その見返りを求める気持ちが、相手の何らかの「返答」や「行動」-つまりお礼ですね-によって満たされれば大した問題は起こらないのですが、
その見返りを求める気持ちは満たされないことも多々あります。

 

 

 

 

その場合、

 

 

「どうして私は○○をしてあげたのにあなたは○○をしてくれないの?」

「どうして私ばっかりいつも○○してるの?」

「どうしてあなたは感謝のカケラもないの?」

「どうして私ばっかりいつもあなたに尽くしてるの?」

 

 

などと相手に攻撃する帰結になるでしょう。

 

また、口には出さずとも、心内に小さなストレスを溜め続けることになるでしょう。

 

 

 

 

しかしながら「してあげた」というのはあなたの一方的な言動である可能性も否定できません。

 

 

 

相手からしてみれば、

 

「別に頼んだ覚えはない」

「あなたが勝手に動いてるだけじゃないか」

「それは別にしなくても良かったことじゃないか」

「見返りを求められても…」

 

このような心情になってしまうかもしれません。

 

 

「してあげる」というマインドは、相手に意図せぬ「貸し」を押しつけることに繋がりかねないのです。

相手からしたら、「借りた覚えもないものの返済(お礼など)を求められている」と感じざるを得ない場合もあるのです。

 

 

①「私はこんなに○○してあげたのに」

②「頼んだ覚えはない」

③「何その態度?」

 

 

と言う流れでの喧嘩はありふれているような気がしませんか?

 

 

②は一見冷たい反応に見えますが、事実は事実でして、間違ってはいないわけです。

「頼んだ覚えはないことを押し付けられても困る」というのは一理あるのです。

 

ここで②を責めることはできないのではないかと、私は思います。

 

 

 

根本的な原因は「やってあげている」という
半ば無理やり相手に「借り」を作らせるマインドです。

 

 

相手から頼まれてもいないのに行動し、見返りを求め、無意識的/意識的に要請しているような反応(返礼など)がないと不貞腐れてしまうのは
ビジネスでもパートナーシップにおいてもあまり好ましい態度ではないはずです。

 

 

 

「やってあげている」というマインドは不幸のもとです。

 

ここではもちろん相手にとっての不幸も含意しています(時には勝手に借りを作らされてしまうわけですから)

 

 

しかし、何よりあなたの精神衛生上よくありません。

何よりあなたの不幸のもとです。

端的に言えばここまで見てきたとおり、「やってあげている」は「イライラ」の元凶なのです。

 

 

 

「人のために何かをする」のはもちろん素晴らしいことです。

 

 

 

しかしながらそこに「してあげる」の姿勢を伴わせてしまうと、
その途端に生きにくさが微妙に増してしまう気がします。