コミュニケーション力の高い人は必ず聞き上手で共感力が高い。「この人になら安心して話を聞いてもらえるな」と思われる人こそが真にコミュ力の高い人だ。相手の意見を聞かず一方的にマシンガンのように喋り続ける人はコミュニケーションが上手い人とは言えない。それは単なる「お喋りが好きな人」だ。
— Ryuta.k (@Rkpb_R) 2021年6月28日
「コミュニケーション力」については少し誤解されている部分があると思います。
大勢の前で喋るのが得意だったり、
弁舌爽やかですらすらと言葉が出てきたり、
あらゆる話に"オチ" を作って爆笑トークをしたり…
そういったことのできる人が
「コミュニケーション力が高い」とされている風潮があります。
私の考えでは上記のような人たちは言葉を発する(喋る)のが上手いだけであって、言ってみれば一方通行的であり、
決してコミュニケーションが上手いわけではありません。
「コミュニケーション(Communication)」の語源は、
ラテン語の「コミュニス(communis)」です。
コミュニスは「共有、共通」を意味する単語です。
コミュニケーションは日本では「お喋り」や「意思疎通」のような意味合いが強くなってしまっているため、
どちらかと言えば「共通の場」「共同体」を意味する表現としてカタカナ英語でも使われている「コミュニティ(community)」の方が語源(コミュニス)の意味に近いと言えるかもしれません。
コミュニケーションの語源、コミュニスに即して考えるのであれば、
冒頭に述べたような「一方的なトークが上手い人」がコミュニケーション上手であるというのは何となく違和感があるような気がするのは私だけでしょうか。
コミュニスに求められるのはあくまでも親密な「共有性」のようなものであり、
「一方通行的なお喋り」や「爆笑トーク」ではありません。
私が思うコミュニケーション上手な人は、
人の話をよく聞き、相手の意を理解しようと努め、共有できる部分は共有し、共有できそうにない部分については意見を発し、意思を交換し合っていこうとする人です。
特に「聞き上手」な人はそれだけ相手の意を受け止める意思が強いということなので、
「コミュ力」が高いと言えるでしょう。
自分が「発信」する前にまず相手の意見を「受信」しようと努め、
「共有的・共通的な場」を作っていく。
これこそが語源(コミュニス)に即したコミュニケーションではないかと思うのです。
どれだけ喋り上手・発信上手であってもそれが単に一方通行的であり、「受け止め上手」でない人は、
コミュニケーションが下手だと言わざるを得ません。
ツイートでも述べたように、それでは単なる「お喋り好きな人」に止まってしまうでしょう。
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