「好きなことを取るか、お金を取るか」
学生の進路選択や社会人の転職の決断においてなど、
人生の節目でよく問いただされる質問です。
私は率直に言って「好きなことを取るか、お金を取るか」の二者択一を前に悶々としている人を見ると、
何をそんなに悩んでいるんだろうといつも疑問に感じていました。
具体的には「どうして、"好きなことをしながらお金持ちになろう"と思わないんだろう」と考えていました。
思考と言葉の力は強烈です。
例えばあなたが「好きなことorお金持ち」の二者択一を自分の中で立ててしまうと
あなたの人生は本当にどちらかしか得ることのできない人生になってしまいます。
例えばあなたが「仕事を取るかor家庭を取るか」の二者択一を自分の中で立ててしまうと
あなたの人生は本当にどちらかしか得ることのできない人生になってしまいます。
例えばあなたが「ハイスペとの結婚or誠実な人との結婚」の二者択一を自分の中で立ててしまうと
あなたの人生は本当にどちらかしか得ることのできない人生になってしまいます。
人生を充実させていく人は「AかB、どちらかしか得られない、どうしよう」
というように自己洗脳的な決めつけをし、悶々と悩むことはしません
人生を充実させていく人は「せっかくだからAとB、両立させちゃえばいいじゃない」と考えます。
つまり、「好きなこととお金、どちらをとるか」ではなく
「好きなことをやりつつ金銭的に成功していくためにはどうすればいいのだろう?」という問いの立て方をするのです。
「AもしくはB」で悩んでいる人は
「A」か「B」のどちらかしか現実化させることができません。
しかしながら「AかつBを両立させるためには?」と試行錯誤している人には
「A」と「B」を総取りしていく可能性が生まれます。
「好きなことと、お金」も
「仕事と、家庭」も
「ハイスペ男子と、誠実な男子」も
本来、相対立するものではないはずなのです。
マインドのセットの仕方次第では、自問の仕方次第では、「総取り」することも可能なはずなのです。
付け加えるなら「好きなことをやりつつ、貧乏」な人生より
「好きなことをやりつつ、お金持ち」な人生のほうがよほど楽しく快適な上に、幸せです。
お金が全てではありませんが、お金があるに越したことはありません。
好きなことと、お金。
「二者択一」ではなく「二者総取り」で考えてみてください。