通勤電車や通学電車は、活かそうと思えばとても生産的な場になります。
集中力を上げるためには「一定のリズムで繰り返されるノイズ」と「他者から見られている感覚」が効果的だというデータもあり、
集中できる環境という意味でも電車は優秀です。
もちろん混んでる車内でノートや資料を広げたり、通話ミーティングをしたり、周囲の迷惑になることをしてはいけませんが
それでも電車内でできることは多いです。
私の例でいうと、満席で座れない場合にはYouTubeの「TED」で英語のリスニング訓練をしたり、中田敦彦さんの「YouTube大学」を聞いています。
(月¥1500支払ってYouTubeプレミアムに入会し、バックグラウンド再生を可能にしておくと非常に勉強に役立ちます。広告も消えるのでとてもお勧めです。)
英語の教材は繰り返し聞いていて日本語訳と英文がしっかり頭に入っているものを選択することが多いです。
そうすることにより、混雑した車内でいちいちiPhoneを取り出して字幕を見る手間が省けます。
頭が疲れていて英語を聞くのには少ししんどいかな、という時には
中田敦彦さんの「YouTube大学」で基礎知識の学び直しをしています。
例えば歴史シリーズでは日本史、世界史ともに高校生レベルの基礎知識を丁寧に分かりやすく解説してくださっているので大変有益です。
難解で体系的な知識教養も、結局は基礎知識が折り合わさったものにすぎません。
基礎知識を穴なく網羅していくことで、真の教養を身につけることができます。
「YouTube大学」は人文系、科学系問わず古今東西さまざまなジャンルを基礎から面白く教えてくれる秀逸なチャンネルなので、
学習意欲の高い人は登録しておくべきだと思います。
車内で座れる場合は紙の本やKindleで読書をしたり、ブログの大まかな構成を作ったり、ツイートを作成したりなど
「インプット」と「アウトプット」をその時の気分に応じて行うようにしています。
特にシートの端に座れた場合はより集中力が高まり生産的なことをしたくなるのでブログやツイート、事業の構想メモなどを書いていることが多いです。
人と人との間に挟まれて座るときには読書をしたり、字幕付きでTEDなどの英語の講演を聞いたり、ABCニュースなどの海外ニュースを見ていることが多いです。
都内での移動時間は長くても30分程度ですが、
たとえ10分でも習慣的にコツコツと積み重ねられるのが「電車内学習」のメリットです。
もちろんタクシーを利用した方が集中できるという場合にはそれもありだと思うのですが、
私のように車酔いが激しく車の中で読書などをできない人は、
基本的に電車移動の方が生産性が高く運賃も安い上に「定刻通り」に到着するのでコスト・パフォーマンスが高いと思います。
電車は多くの人にとって非常に集中できる環境です。
「最強の自習室である」と言っても過言ではないでしょう。
電車内で漫然とSNSを見て時間潰ししてしまうのはもったいないです。