「自分のやりたいことを見つけたい」
「自分の好きなことを探したい」
「自分の"本質"を追求したい 」
このように考え、悩んでいる人は多いです。
「やりたいことや好きなこと」を探るためにはまず、
自分と徹底的に向き合うことが重要でしょう。
そして自分と向き合うための最良の方法は独りで落ち着ける時間をとり、ノートとペンを用意し、
「自分と向き合うための質問」を設定し、ノートを書き進めていくことです。
「自分と向き合うための質問」は、例えば「私の好きなことはなんだろう?」のようなものでもちろん大丈夫なのですが、
あらゆる切り口から、さまざまな自己問答を重ね、それらへの回答をノートに書き連ねていくことでより明確に「自己」というものを浮かび上がらせることができます。
いくつか例をあげてみましょう。
(例1)「小さな頃に好きだったことは?」
幼少期を思い返すことで、
「社会常識」や「"かくあるべし"という固定概念」を持つ以前の
「自然状態」の自分の姿を掘り起こせるかもしれません。
「三つ子の魂百まで」という言葉もあるとおり、人の本質は実は幼少期より大人までそれほど変わらないものです。
幼少期を思い出すのは「好きなこと」を見つけるための良いヒントになるでしょう。
(例2)「生涯年収を稼ぎ終わったらしたいことは?」
日々の生活のために働く必要がなくなったら何をしたいでしょうか?
「のんびり海辺で暮らしたい」
「世界周遊をしたい」
「どんなに稼いでも今の仕事をしていたい」
など様々な「やりたいこと」が出てくると思います。
ぜひ思いつく限りノートに書いてみましょう。
(例3)「尊敬している人は誰?その人の尊敬してる部分をキーワードで表すとしたら?」
尊敬してる人とは端的に言えば「自分のなりたい姿」です。
その人のどんな部分が尊敬できるのか、そのキーワードをノートに連ねてみましょう。
例えば、尊敬できる人がお母さんだとして、
お母さんの「どんなところ」を尊敬できるのかを下記のように「尊敬キーワード」化していきます。
「尊敬できる人→母」
「尊敬キーワード→優しさ、誠実さ、謙虚さ、真面目さ、思いやり、奉仕の心」
「尊敬キーワード」はより具体的でよりたくさん書ければ言うこと無しです。
きっとあなたの「本質探し」の一助となるでしょう。
3つの「自分と向き合うための質問」の例をあげましたが、
他にも多様な質問設定ができると思います。
自分に対してあらゆる質問を重ね、たくさんの回答を書いていくことで、
「自己の輪郭」のようなものが少しずつ浮かび上がってくるはずです。
是非試してみてください。