「効率の良いアウトプットをしたい」という人は多いです。
「東大生が教える!勉強法!」というようなタイトルの本は書店で山ほど積まれていますし、
類似タイトルの本は日々出版、増刷されています。
それだけ「効率の良い勉強をしたい」「効率の良いアウトプットをしたい」と考えている人が多いのでしょう。
・読書日記をつける
・Twitterに読書感想を書く
・読んだ内容を要約してみる
・読んだ内容を人に話してみる
巷ではこのようなアウトプット法が有効だと言われており、
実際にこのようなアウトプットをすることで読んだ内容は身につきやすくなると思います。
でも、私はそれと同時に、
「読んでビビッときたことは実際に試してしまう」
ことこそが何よりも効率の良い、最高のアウトプット法だと思っています。
例えばあなたがセールスパーソンなら、
セールス本で学んだノウハウをTwitterに投稿してアウトプットを行うのも良いですが
「これぞ!」というノウハウを実際に現場で試してしまえば良いのです。
例えばあなたがマネージャー職なら、
心理学の本や認知科学分野の本で学んだことを応用し今日から部下相手に試してみれば良いのです。
例えばあなたが配偶者との関係に悩んでいるのなら、
夫婦関係の体験談や恋愛小説でビビッときた内容を応用し、あなたの夫婦関係に落とし込んでみるのも手でしょう。
そのようにして「学び、使った知識」は強い感情を伴うため脳の長期記憶に保存されやすく、あなたの深層意識に定着します。
実際に動いてみることにより得たインプットを俄然忘れにくくなるのです。
また、実際に新しい知識を使うことにより何らかの「フィードバック」があるでしょう。(思ったより上手くいかなかった、手ごたえがあるかないか微妙、現実が一気に上手くいくようになった…など)
その「フィードバック」をもとに、
さらに勉強→改善→行動していくことによりより豊かで深い知識を身につけることができます。
単にインプットをTwitterに投稿したり、日記に書いてみるのもひとつのアウトプット法ではありますが、
現実に応用してみることにより何倍も効率よく知識を定着させることができるのは間違いありません。
また、言ってしまえば本で学んだ知識は「現実に応用してナンボ」です。
本で得た知識が必ず全て現実に役に立つとは限りませんが、
その知識を実際に使うことで何らかのフィードバック/教訓を得ることができ、現実の改善に役に立つのであれば御の字ではないでしょうか。
少なくとも、本代の1500円の元は完全に取れていると言っていいでしょう。
是非、最強のアウトプットとして、「知識を現実で試す」ことを行ってみてください。