「悩みを解決するためにはノートを書いたらいい」
このように聞いたことがある人は多いと思います。
しかし、
「では実際どのように書いていけばいいんだろう?」
「具体的に何に的を絞って書けばいいんだろう」
というところで止まってしまい結局ノートワークを実践できず、
悩みを放ったらかしにしてしまっている人もまた多いのではないでしょうか。
ノートを上手く使うことにより、問題解決に役立つのはもちろん、
悩みの「モヤモヤ感」を解消する手助けにもなります。
悩みの1番の解決策は「吐き出す」ことだ。溜め込み続けてると悩みの「モヤモヤ感」はますます大きくなってしまう。もし話を聞いてくれる家族や友達がいるなら思い切り感情を吐き出してしまうのがいい。もし人に話しにくいなら紙にひたすら書き出すのも効果抜群だ。「モヤモヤ」はとにかく吐き出そう。
— Ryuta.k (@Rkpb_R) 2021年10月3日
こちらのツイートの通り、周囲に「聞き上手」な友人がいるならば、思い切り感情をぶちまけてしまえば「モヤモヤ」は相当晴れるものですが、
世の中そう「聞き上手」な人は多くありませんし、
悩みができたからと言って(お互い社会人ならなおさら)いきなり友人に電話をかけるのはためらいがあるという人も多いでしょう。
その点ノートワークは、ノートとペンさえあれば
場所と時間を選ばず効率的に「モヤモヤ」を緩和することができる大変優秀な手段です。
ノートを相手にひとりで行う作業なので、
誰かに悩みを打ち明けたはいいものの、的外れでよく分からないアドバイスをされ余計に「イラッ」とさせられることもありません。
ノートを書き進めていくポイントはたったの2点です。
①「モヤモヤ」の原因を書き出していく
②「モヤモヤ」に付随している感情を書き出していく
この2点を可視化することにより「モヤモヤ」を緩和させることができます。
逆にいえばこの2点を「可視化」できてないことが「モヤモヤ」の大きな原因なのです。
ひとりで、頭の中で、
グルグル漠然と問いにならないような問い、答えにならないような答えを追い続けてるのが「モヤモヤ」の正体なのですね。
ノートとペンを使い「自分と客観的に向き合う」ことで漠然としたモヤモヤが晴れ、
「あれ、こんなことで悩んでたんだ。意外と大したことないじゃん」と吹っ切れるきっかけになります。
【後編】では上記にあげた、
①「モヤモヤ」の原因を書き出していく
②「モヤモヤ」に付随している感情を書き出していく
この2つのポイントの具体例を述べていきたいと思います。