「読書を続けているのに人生が変わっている気がしない」という人をしばしば見かけます。
成長したい
人生を好転させたい
稼げるようなマインドが欲しい
このような動機で読書をしている人はきっと多いと思いますが、
自身の「進化スピード」が遅いなと焦りを感じ始めている人は次の2点を振り返ってみてください。
①実際に読んだ内容を現実に落とし込めているか
読書は人生を変えるためにシンプルにして強力な方法ではありますが、
読んで「あー、良いこと書いてあった」で終わってしまっていないでしょうか。
読書で学んだことを「良いこと書いてあった」で終わらせてしまっては宝の持ち腐れです。
本は古今東西の知恵の宝庫なのですから読んで感銘を受けたことはどんどん試しましょう。
たとえば、「自己投資が大切だ」と本で学んだのであれば、収入の2割程度を自分の成長のために投資してみましょう。
たとえば、「アメリカのCEOは概して早起きだ」と学んだのであれば、あなたも早速明日5時に起きてみましょう。
たとえば、「成功する人はYouTubeを見るのではなく映画鑑賞を習慣にしている」という一節に共感できたならば、実際にそうしてみましょう。
読んだ内容を現実世界でアウトプットしていくことで様々なフィードバック、学びを得ることができます。
もしかしたら「なんとなく成長できたような感覚」を手に入れることもできるでしょう。
でも、それだけではまだ十分ではありません。
そのようにして読んだ内容を現実生活に取り入れていった上で、さらに重要なことは、
②読書で学んだことを習慣化できているか
です。
人生を変えるとは「習慣を変える」ことに他なりません。
成長するとは「習慣を変える」ことに他なりません。
稼ぐ自分になるとは「習慣を変える」ことに他なりません。
読書で学び、それを現実に落としこみ、
さらに習慣化することで確実にあなたの人生は変わっていきます。
私の場合は最近では熟読にハマっており、数日に一冊を消化するペースですが、
量を読んでいた時では年に1000冊以上の読書を積んできました。
読んできた本はビジネス、成功哲学、小説、学術系など多岐にわたります。
その中から得た様々な知恵を習慣化してきました。
一例をあげるならば、
・自分の存在している環境、空間、時間にお金を惜しまないこと。
・学習への時間、労力、お金を惜しまないこと。
・10のインプットに対して10のアウトプットを怠らないこと(ノート取りを怠らないこと)。
・1回30分以上、週に3日以上の運動を欠かさないこと
・睡眠に妥協しないこと
・人付き合いは絞り込み、孤独の時間を大量に確保すること
これらは全て「読書」からの学びを実践したうえで、私の確固たる習慣となったものです。
上記の習慣を通して、現実的なことを言えばより稼げるようになりましたし、
もっと大きな枠で見ればとても幸せな人生を送れています。
「本を読んでいるのに変われている気がしない」という人は是非、
①実際に読んで共感できたことを現実で試せているか
②そして習慣化できているか
この2点を振り返ってみてください。
人生は習慣の積み重ねに他なりません。
習慣が変われば人生は変わります。
読書で人生を豊かなものにしていきましょう。