幸せに生きるために大切なこと。自分にとっての「幸せ」を明確に、具体的にしよう。たとえばパートナーはどんな人がいいか。どんな家に住みたいか。5年後、10年後にどんな生活をしていたいか。どんな仕事が理想的か。年収はどのくらい欲しいか。具体的に考えれば考えるほど「幸せ」は明確になる。
— Ryuta.k (@Rkpb_R) 2021年11月1日
老若男女問わず「幸せになりたい」と考えない人はいないですし、
「不幸になりたい」と積極的に考える人もあまりいません。
言うまでもなく「幸せ」は普遍的なテーマです。
しかし、「幸せ」について明確に、突っ込んで、細部まで考えようとする人は少ないように思われます。
「幸せになりたい」という漠然とした思いがあっても、
「どんな風に幸せになりたいの?」「あなたにとって何が幸せなの?」と問われると返答に詰まってしまう人はきっと少なくないでしょう。
大学受験では、「目標得点」と「現時点での自分の学力」を明確に認識し、
その差を埋めていく努力をすることが非常に重要です。
「各教科でどれくらいの点数が欲しいのか」「その点数を取るにはどのようなカリキュラムで勉強すれば良いのか」
という戦略なしで志望校合格するのはなかなか難しいことでしょう。
筋トレもそうですね。
「細マッチョになりたい」という漠然とした動機だけで細マッチョになれるほど甘くありません。
具体的には「誰」のような体型を目標にしているのか、今のBMIはどれくらいなのか、体脂肪率はどれくらいなのか、どんな数値を目標にしていくのか、
そのためにはスクワットやデッドリフトでどれくらいの重力を挙げられなければいけないのか、
また、有酸素運動をどれくらい取り込むべきなのか、週何回の運動をするべきなのか…
このように、理想に辿り着くためには具体的な目標とそれに向かうプロセスの具体化が必要になります。
「幸せ」も全く同じです。
漠然と「幸せになりたい」と考えているだけではいつまで経っても堂々巡りでしょう。
「幸せ」について明確に、突っ込んで、細部まで考えることは非常に重要です。
是非、あなたにとって「何が」「いつまでに」「どのように」なることが幸せなのか、
思いつくままに書き出してみてください。
たとえば、今あなたが25歳で将来は起業独立まで視野にいれているとするならば、
「30歳までに独立する。33歳までに従業員を10人程度余裕を持って抱えられるほどの収益を出す。仲間たちと高め合いながらビジネスをする」などの目標を立てるのも良いでしょう。
たとえば、あなたが語学好きなのであれば、
「この10年で英語、中国語、韓国語の3カ国語を中級ビジネス会話レベルまで上達させる。
そのために毎日のリスニングインプットを行い、Skypeで各語20分ずつの会話を週3で行う。
それぞれの国でそれぞれのネイティブの友達を5人以上作れたらとても幸せ」
このような具体化もありでしょう。
また、数年以内に結婚を視野に入れている女性であれば、
「アプリや相談所で1年以内のスピード婚を目指す。2年後には思いやりのある夫と日々幸せな暮らしをしている。5年後には子供ができていて、笑いの絶えない理想的な家庭を持てている」
こんな具体化もありですよね。
「とりあえず幸せになりたい」
「幸せになれればいい」
このように言う人はとても多いですが、大切なのは
「私にとって、じゃあ具体的に幸せって何なの?」という自問です。
「幸せ」を明確に考えてこなかった人は是非、今日からできる限り幸せの具体化を意識してみてください。
細部まで思い描いた未来は強力な引力を発揮します。
「思考は現実化する」という言葉がありますが、
「幸せは具体的であればあるほど現実化する」のです。