「猛烈にやりたいこと」が見つからないと悩んでいる人は多いようです。
自分にとっての使命のような、
「自分はこれをするために生まれてきたんだ」と胸を張って言えるような、
そんな「自分の本質」とでも呼べるものを皆求めているのでしょう。
人生単位で「猛烈にやりたいことを見つける」ための条件は、人生単位で「猛烈な好き嫌いがあること」に違いありません。
物事への「とてつもなく偏った好き嫌い」があればきっと、
「とてつもなくやりたいこと」も見つかることでしょう。
「やりたいことがない」というのは言い換えれば「あれもこれも、特に好きでもないし特に嫌いでもない」という状態なのです。
さて、では「やりたいこと/やりたくないこと」「好きなこと/嫌いなこと」をはっきりと明確にしていくためにはどうすればいいのか。
私の考えでは「やりたいこと」「好きなこと」ではなく、
「やりたくないこと」「嫌いなこと」をまずは明確にするのが最初の一手になります。
「やりたいことは何?」「好きなことは何?」と問われると言葉に詰まってしまう人でもきっと、
「やりたくないこと」「嫌いなこと」ならある程度は思い浮かぶのではないでしょうか。
私が「自分探し」をしていた学生時代の例を挙げると…
・内向的な性格なのは間違いないからひっきりなしに人との出会いがあるような仕事はしたくない
・自分には長い睡眠時間が必要だから通勤に長時間を費やしたくない
・睡眠不足で働きたくない
・高圧的な上司が嫌い
・飲みを強要してくるような同世代が嫌い
・素直じゃないひねくれた性格の後輩は嫌い
・ノリだけで動くような人たちが嫌い
・アフター5などを強制されたくない
・創造性を殺されてしまうような単純作業ばかりしたくない
・だらしない体型にだけはなりたくない
・勉強時間を失いたくない
・村社会的な同調圧力のあるコミュニティは嫌い
・「皆がああしてるんだからお前もこうしろ」という考えは嫌い
・貧乏になりたくない
・不自由でありたくない
このような「やりたくないこと」「嫌いなこと」が上がってきました。
やりたいことを考え、紙に書いていると思わず手が止まってしまっていたのですが
「やりたくないこと」「嫌いなこと」ならスルスルとペンが進んでいったのです。
自分の本質を探してみたいと思っている人はショートカットをしようとせず、
まずは「やりたくないこと」「嫌いなこと」に向き合ってみるのもおすすめです。
正攻法的に「自分の本質とは?」と頭を悩ませるのではなく、
このような「負の方向」から考えることによって思わぬアイデアが生まれる可能性もあります。
自分の本質探しはあくまで「ゆっくり」でいいのです。
【お知らせ】
2022年より、
「自己本質を深掘りし、ありのままの自分を受け入れ肯定し、周囲の目線や社会的評価に左右されない、あなただけの豊かで幸せな人生を創ろう」
という趣旨の企画を打ち出します。
企画参加の条件は「20代であること」のみです。
・やりたいことや自分に本質的に向いていることが分からず、人生に何となく不安を感じている
・自分の才能を活かして生きたいが、自分に本質的に向いていることは何なのかよく分からない
・自己肯定感が低く、自分に自信が持てない、生きにくい。
・ネガティブになりがちで、そんな自分をを猛烈に否定したくなる時がある
・社会の目、他人の目を気にしてしまい、自分の思うように生きられていない気がする
・「ほんとうの自分」を深掘りしてみたい
・より自分を肯定し、受け入れて生きられるようになりたい
・人生に真剣に向き合っている仲間が欲しい
このような20代の方、大歓迎です。
詳しくはこちらに書きましたので是非ご確認ください。