自分の才能
自分のやりたいこと
自分の目標
自分の強み
自分の弱み
自分の人生における使命
多くの場合、このような「自分」についてのテーマを真剣に掘り下げるのは就職の面接対策など、
人生の限られたシーンに留まると思われます。
街中でランダムな100人の社会人に対して「あなたが最後に自己分析を徹底的に行ったのはいつですか?」とインタビューするとしたら、
「うーん就活の20代前半かなぁ」という回答がきっと多数を占めるのは想像しにくくありません。
人生はたまに、航海に例えられることがあります。
それも、現代のようにGPSで位置情報が完璧に把握できる時代の航海ではなく、
羅針盤や海図を頼りに遠洋航海を行なっていた時代の航海です。
そのような時代では、船長は自らの船に積まれた食糧などのリソースや船員のマネジメントなどの船内の状況、船の進行方向の微調整、「いま、どのあたりを航海しているのか」などを言うまでもなく完璧に把握しておく必要があります。
たとえば大航海時代の黎明期ではヨーロッパ船から見れば道途中の国は「言葉も通じない見知らぬ野蛮な国」ばかりであり、勝手に上陸すれば全員殺すか全員殺されるかの戦争が待ち受けています。
現在のように「おたくの港を貸してくれませんか?そして食糧をわけてくれませんか?」というように助けを求めることはできません。
つまり、自分の船がいまどのような状態にあり、どこに位置していて、どこを目指しているのかを把握できなければ、船長含め全員が餓死する運命しかないわけです。
毎日、自船の状態を知るのに一生懸命でなければいけなかったわけですね。
人生を航海に例えるならば「自分のことを知らなければ死んでしまう」というのは言い過ぎです。別に自分を知らなくても死にはしません。
しかし、人生にGPSがないのは大航海時代と同じです。
人生における位置情報を自動的に計算し、
「あなたはこれこれこういう位置にいますから次はこれこれこういう行動をすべきですよ」などと、
「人生の自動最適化」とでもいうようなことを行ってくれるAIが登場するか否かはしきりに議論されているホットな話題ですが、いまのところそのようなシステムはありません。
今のところ、自分の位置情報と「どこに向かうべきなのか」は自分で常に掴んでいくしかないのですね。
羅針盤と風向きを頼りに遠洋航海を行なっていた船長のように。
「自分の本質的な部分に徹底的に向き合い続けること」をせずとも確かに死にはしません。
しかしながら、「自分の本質的な部分に徹底的に向き合い続けること」により人生はきっと何倍も奥深く、面白いものになります。
そしてそれこそが幸せな人生の条件なのではないかと、私には思われるのです。
【お知らせ】
2022年より、
「自己本質を深掘りし、ありのままの自分を肯定し受け入れ、社会的な成否でもなければ周りの目線でもない、あなただけの幸せな人生を創ろう」
という趣旨の企画を打ち出します。
https://ryutaksns.com/entry/2021/11/28/102424
企画参加の条件は「20代であること」のみです。
・やりたいことや自分に本質的に向いていることが分からず、人生に何となく不安を感じている
・自分の才能を活かして生きたいが、自分に本質的に向いていることは何なのかよく分からない
・自己肯定感が低く、自分に自信が持てない、生きにくい。
・ネガティブになりがちで、そんな自分を猛烈に否定したくなる時がある
・何かに「失敗」した時に強く自分を責めてしまうのをやめたい
・社会の目、他人の目を気にしてしまい、自分の思うように生きられていない気がする
・「ほんとうの自分」を深掘りしてみたい
・ありのままの自分を素直に愛せるようになりたい
・より自分を肯定し、受け入れて生きられるようになりたい
・人生に真剣に向き合っている仲間が欲しい
このような20代の方、大歓迎です。
詳しくはこちらに書きましたので是非ご確認ください。
https://ryutaksns.com/entry/2021/11/28/102424