自己肯定感が低い人の分かりやすい特徴は、行動の基準が「他人軸」であることです。
「自分軸」で生きている人の行動の基準が、
・自分がどうしたいか
・自分がどうなりたいか
・自分がどうありたいか
なのに対して、「他人軸」で生きている人は常に、
・他人からどう思われるか
・常識的に見ておかしくないか
・周りから笑われないか
・社会的に考えてどうあるべきか
というようなことを気にしています。
他人軸の人は就職や結婚などの人生の節目でも親や親戚、友達などに「いいね」と言われるような選択を優先します。
もしくは「それはやめときなよ」と言われるような選択を排除しがちです。
たとえば「特にやりたいわけじゃないけど周りから行けって言われたから…」と言って就職先を決めるのもそうですし、
「親にそろそろ結婚しなさいって言われたから…」と言って婚活を始めるのもそうです。
また、人生の分岐点だけでなく日常の些細な場面でも同様です。
たとえばデートなどで行きたいお店があったとしても言い出せず、相手に「○○に行きたい!」と言われたら自分の意見をそっぽにやって言われるがままに流れていきます。
他人軸の人は繊細で優しい人が多く、
「嫌われないこと」「波風を立てないこと」「無難にやりすごすこと」「相手のご機嫌を損ねないこと」
このような選択を無意識のうちにとりがちです。
そのため、表面上は人当たりがよく見え、友人も多かったりします。
でもやはり、四方八方に愛想を振り撒き、四方八方から嫌われないようにするのは当然のことながらとても疲れるものです。
いわゆる、「良い人疲れ」というやつですね。
「八方美人な自分が嫌になる」
「なんでいつも周囲に振り回されてしまうんだろう」
「なんで私にはやりたいこと、したいことがないんだろう」
このように悩み、他人軸から脱出したいと考えている人は意外に多いようです。
他人軸の人が自分軸を取り戻す訓練として、心理学的にもよく知られているのが「主語訓練」というものです。
これはその名の通り、日常生活におけるあらゆる選択において、
「他人」ではなく「私」を主語にすることを意識するトレーニングです。
たとえば、ランチで行くお店に悩んだら「私はどこに行きたいんだろう」と「私主体」で悩んでみるのです。
何人かで食事しに行った際には周りの注文に合わせるのではなく、しっかりメニューを見て「私は何を食べたいんだろう」と「私主体」で悩んでみるのです。
また、周囲が結婚し始めたから婚活するのではなく「私は本当に結婚したいのか?」と「私主体」で悩んでみるのです。
世間常識的には結婚したら子供を産むのが当然だとしても「私は本当に子供が欲しいのか?」と「私主体」で悩んでみるのです。
日常の些細なことから人生における選択まで、あなたの人生の主導権はあなたにあることを忘れてはいけません。
あなたの人生は他の誰のものでもない、あなたの人生です。
たとえば親に「そろそろ結婚しないの?」と言われたとして強制的に結婚を考える必要はないのです。
あなたの人生は親のものではありません。
たとえば友達に「起業なんかリスクがあるからやめなよ」と言われたとして妥協して引っ込む必要はないのです。
あなたの人生は友達のものではないからです。
「私」を主語にして物事を考えるトレーニングをしていくうちに、必ず「自分軸」で人生や日常の選択をできるようになります。
たった一度きりの人生、周囲の目線や同調圧力などの「他人軸」ではなく、
あなたがやりたいこと、あなたがなりたい姿、つまり「自分軸」にフォーカスをあてて思い切り楽しみましょう。
【お知らせ・2月1日より募集開始】
来月から「自分の本質を深掘りし、ありのままの自分を肯定し受け入れ、社会的な成否でもなければ周りの目線でもない、あなただけの幸せな人生(ライフワーク)を創ろう」
という趣旨の新企画を打ち出します。
企画参加の条件は「20代であること」のみです。
・やりたいことや自分に本質的に向いていることが分からず、人生に何となく不安を感じている
・自分の才能を活かして生きたいが、自分に本質的に向いていることは何なのかよく分からない
・自己肯定感が低く、自分に自信が持てない、生きにくい。
・ネガティブになりがちで、そんな自分を猛烈に否定したくなる時がある
・より自分を肯定し、ありのままの自分を素直に愛せるようになりたい
・人生に真剣に向き合っている仲間が欲しい
・「ほんとうの自分」を深掘りしてみたい
・社会の目、他人の目を気にしてしまい、自分の思うように生きられていない気がする
・自分だけのオリジナルで幸せな人生・ライフワークを発見したい
このような20代の方、大歓迎です。
詳しい内容はこちらに書きましたので是非ご確認ください。