・周囲の目線が常に気になる
・いつも自分を犠牲にしてしまっていると感じる
・失敗やミスを過剰に恐れてる
・自分のいい部分しか人にみせたくない
・いつも何かに評価されてるように感じる
自己肯定感の低い人の特徴です。
自己肯定感の低い人は自分の「弱み」や「失敗」を受け入れることが大の苦手分野でして、
周囲の目線を気にしては自分を否定しがちなのが特徴です。
逆に言うと、自己肯定感の高い人は周囲の目を過剰に気にして息が詰まってしまうようなこと、自分を必要以上に責めてしまうことはなく、
とても生きやすいと言えるでしょう。
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「自己肯定感を上げるためにまずすべきことはなんですか?」と聞かれた時によく私がお答えしているのは…
①自己肯定感が低い自分にまず気づき、認めること
②「自己肯定感を上げる!」と決断すること
この2点です。
細かいノウハウや具体的なワークはとりあえず置いておき、
自己肯定感を上げていくためにはこの2点こそがものすごく重要で、基本になると思います。
①についてはこちらの記事などを参考にしてください。
「自己肯定感の低い自分がいるな」
「つい人の目を気にして自分を否定してしまう自分がいるな」
「この自己肯定感の低さのせいで何か生きにくくなっちゃってるな」
そんなふうに自分の自己肯定感の低さに気づけたならば、
次に行うことは②の「自己肯定感を上げる」と決意することです。
「決意」というのは重要な考え方でして、たとえばダイエットなどが良い例になると思います。
「何だか最近太った気がする」
「ボディラインが崩れてきた気がする」
こんな風に感じた時に「ダイエットしたい」と漠然と思うものですが、
漠然と思っているだけでは具体的な行動は変わっていきません。
習慣の魔力とは非常に強力なものでして、
「ダイエットしたいな〜」
「痩せたいな〜」
「食べる量減らさなきゃな〜」
なんて、ふんわり考えているだけでは決してダイエットは始まりませんし、食習慣や運動習慣は変わりませんし、もちろん痩せません。
「絶対に痩せる」
「今日からダイエットする」
「具体的には1日1000kcal以下の食事制限をする」
このように強力に決意する必要があるのです。
「コミットメント」と言ったりもしますね。
自己肯定感を上げるのもダイエットとまさに同じです。
「コミットメント」が必要なのです。
最初の「決意」がとても大切なのです。
「自己肯定感を上げてやるぞ!」と決めてしまうことが重要なのです。
自己肯定感の低さ、もしくは自己肯定感の高さも「思考習慣」のたまものですから、
「自己肯定感を上げる!」と決めないとズルズルと元の自己否定的な考え方に戻っていってしまうのですね。
「自己肯定感上げたいな〜」とふんわり漠然と思っている人の自己肯定感がなかなか上がっていかない理由はここにあります。
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自己肯定感が高まると何が素晴らしいかと言うと、
「自分の軸で動けるようになる」という点に尽きると思います。
多くの人が自分のやりたいように動けない、多くの人がついつい他人の目線(=他人軸)を気にしてしまうのは、
冒頭で述べたように失敗への恐れや、恥をかくことを避けたい気持ちや、自分を否定してしまう思考習慣があるからです。
自己肯定感とは「ありのままの自分を肯定している度合い」のことです。
それを高めていくことにより、「失敗しちゃう自分でも、恥をかいちゃう自分でも、平凡で弱くて情けない自分でも、それでもいいじゃないか。それが自分自身なんだから。」と心から思えるようになります。
そのようなマインドが整うとどうなっていくかといえば、過剰に他者や世間や社会の目線や圧力に忖度することなく、
「自分軸」で自分らしい人生を生きれるようになるのですね。
「私はこうしたい!だからこうする!」という自分軸のあり方を仕事や恋愛、親子関係、友人関係など人生のありとあらゆる局面で発揮できるのが「自己肯定感の高い人」なのです。
それって、本当に幸せで、心が楽ちんで、素晴らしいことなんですよ。
自己肯定感を上げるために是非まずは、
①自己肯定感が低い自分にまず気づき、認めること
②「自己肯定感を上げる!」と決断すること
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