「自己肯定感と恋愛やパートナーシップはどう関係あるの?」という基本的な質問にお答えしたいと思います。
自己肯定感を上げることでそもそも人生の色々なシーンで自分らしく幸せに生きられるようになるのですが、
恋愛でも相手に振り回されず、自分らしく愛し愛される幸せな関係を創れるようになるのです。
*
まず「自己肯定感が低い」とはどういうことか軽くおさらいしておきましょう。
「自己肯定感が低い」とはどういう状態かというと、
ありのままの自分を否定しがちで自分に自信がない状態のことです。
自己肯定感が低い人は自分を否定しがちで自分の長所もなかなか認められず、
自分の短所なんてもってのほかで絶対に隠すべきだと考えています。
そのため、自己肯定感が低い人は恋愛において、
・どうせ私を愛してくれる人はいない
・私には愛されるべきところなんてない
・ダメなところばかりな私が愛されるためには尽くさなければいけない
・長所も何もない私が愛されるためには呼び出されたらすぐに駆けつけなければならない
・冷められること、振られることが過剰に怖い
…このようになりがちです。
ポイントは自己肯定感が低くて自己攻撃をしがちだからといって「愛されたくない」というわけではないということです。
人は愛する人には愛されたいものですし、愛の欲求は誰しもが持っています。
そのため、「自己肯定感が低くて自分が嫌いで自分なんて価値がないと思っている、けど愛されたい」という思考になるわけなのですね。
*
自己肯定感が低い人の恋愛はどうなっていきがちかと言うと、一言で言えば「相手に振り回されがち」になります。
依存的な恋愛、自己犠牲的な恋愛、受け身的な恋愛、欠乏的な恋愛などと言い換えても良いのですが、
とにかく自分が主体ではなく相手ありきのパートナー関係になってしまうのが特徴です。
自分を肯定できていないから愛してくれる人が現れると執着しがちになってしまうし、
自分を肯定できていないから一度できた恋人を死んでも離さないぞというマインドになってしまうし、(鬼電・鬼ラインなどのメンヘラ自爆行動に繋がります。)
自分を肯定できていないからいつも不安や動揺を抱えています。
相手が今何を考えているのか
相手が自分のことをどう思っているのか
相手は自分から離れていかないか
相手は浮気しないか
相手は自分に何を求めているのか
相手は…
相手は…
相手は…
相手は…
という相手(恋人)ありきの「他人軸」になってしまうわけです。
本来、恋愛って穏やかで心地よくて幸せなものですよね?
でも、自己肯定感が低い他人軸な人にとっての恋愛は依存と欠乏と執着が渦巻いて片時も心休まる時間がないジェットコースターのようなものになりがちです。
これが、「自己肯定感が低い人は恋愛で振り回される」という意味なのですね。
穏やかで振り回されない、自分らしい幸せなパートナーシップを築くためには自己肯定感のアップが必須だと言えるでしょう。
自己肯定感を上げる方法は本当にさまざまありますので検索して調べてみたり、私のブログの「自己肯定感カテゴリ」を是非ご覧ください。
ジェットコースターのように脳内ホルモンにぶんぶん振り回される刺激的な恋愛も高校生や大学生までならきっと楽しいのでしょうが、
「そろそろ落ち着きたいな」「幸せな恋愛がしたいな」「ゆくゆくは結婚に繋がる相手が欲しいな」と思っている人にとっては避けたいものですよね。
もう恋愛に振り回されたくない
もうパートナーや付き合った相手に振り回されたくない
そろそろ自分らしく自立した恋愛がしたい
こんな方は是非、「自己肯定感」に目を向けてみてくださいね。