Ryuta.K【公式ブログ】

【自己肯定と心理学】【パートナーシップとライフワーク】文筆家です。ブログではnoteやRKサロンのコンテンツを一部公開しています。

【ダイエット】心理学で衝動的な食欲をコントロールする

 

 

 

 

先日、こちらの記事で「ネガティブ感情や執着、欲求の解放」というテーマを扱いました。

 

 

 

 

今日は応用編ではないですが、「食欲」に当てはめてこのテーマを考えてみたいと思います。

 

 

 

 

食欲も他ならぬ感情の一種ですから、先日の「感情の手放し」が応用できます。

 

つまり、「食べすぎないためにはどうすればいいの?」というのが今回のテーマになります。

 

まだ先日の記事を読んでない人は読んでからこのページに戻ってきてもらえるとより分かりやすいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

まず復習です。感情を処理するやり方には主に3通りありました。

 

 

①感情を満たす

②感情を抑圧する

③感情を解放する(手放す)

 

 

 

①、②はあまり好ましくなく、できれば③の「手放し」を意識しようというのが先日の記事のテーマでした。

 

 

 

 

ここで「感情」を「食欲」という単語に変えてみましょう。

 

 

①食欲を満たす

②食欲を抑圧する

③食欲を解放する(手放す)

 

 

 

 

「食欲」は皆さんよくご存知の通り、あらがい難い強烈な感情です。

 

食欲コントロールの仕方として、ネガティブ感情の処理などと同じく、①と②がダメそうなのはすぐお分かりいただけると思います。

 

 

 

 

 

「①食欲を満たす」では特に状況が変わりそうにありません。

 

「ラーメンが食いたいからラーメンを食う」「ハンバーガーを食いたいからハンバーガーを食う」「スナック菓子が食いたいからスナック菓子を食う」というのを繰り返していたらダイエットにならないでしょう。

 

 

 

 

また、「②食欲を抑圧する」のは1番ヤバそうですよね。

 

過度な糖質制限や脂質制限をしたり、知識なしに断食に走ったり、体質的に向いてないのに1日1食にする人がよくいますが、
だいたいの場合リバウンドで激太りしたりなど悲惨な結果に終わります。それだけならまだしも深刻な拒食症、過食症にも繋がります。

 

「食欲は強烈な感情」と先ほど書きましたが、強烈な感情を押さえ込もうとするとその反動もまた強烈になります。

 

ネガティブな感情を抑圧するのはよくないと先日の記事で書きましたが、
食欲は各種感情の中でも、抑え込もうとするのはかなり危険だと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

「③食欲の解放」のやり方を知っているとダイエットは成功しやすいと思います。

 

 

 

まず食欲を感じたら反射で満たそうとするのではなく、また抑圧するのでもなく、素直な「食欲」を感じます。

 

そして内語でもいいですし、スマホのメモ機能でもいいのですが食欲を言語化していきます。

「まじ腹減った」「ラーメン食べたい」「死ぬほど食べたい」「とにかく腹減った」という感じで食欲を言語化していきます。

 

私も実際にこのように「食欲の言語化」をしているのですが、
客観的に言語化してみると不思議と強烈な食欲は少しずつおさまっていくものです。

 

 

そうしてある程度、衝動的で暴力的な食欲がおさまったらあとは栄養学のセオリー通りにナッツやプロテインなどの間食をしたり、
食事の席であれば血糖値コントロールのためにサラダや食物繊維の多いものから優先して食べるのが良いでしょう。

 

 

 

食欲を抑え込もうとするのは原則として絶対にNGです。

そして、食欲をストレートに満たそうとしてはダイエットに繋がりません。

 

 

空腹を感じたらまずは立ち止まり、自分の中にある食欲という強烈な感情を見つめ、それを言語化していくことで少しずつ食欲がゆるやかになっていきます。

そうなれば、暴食や過食を予防することができるでしょう。

 

 

 

ダイエットを頑張っている方は是非、無理のない範囲で「食欲の手放し」を行なってみてくださいね。