自己肯定感を上げる方法は色々ありますが、
とてもシンプルな方法のひとつに「感謝」があります。
人への「感謝」と、自分への「感謝」です。
自己肯定感が低い人の心の中は基本的に次のようなものだと思います。
・自分は愛される価値がない
・自分からは人が離れていってしまう
・自分はいつも人生が上手くいかない
・自分はいつもダメな恋愛ばかり引き寄せてしまう
・自分がこんなことを言うのはおこがましいのではないか
・自分が好きなことをして生きるなんて無理なんじゃないか
・頑張らなければいけない
・努力しなければ自分には価値がない
・成績を上げなければ認められない
・ありのままの自分に自信がない
基本的に自己肯定感が低い人は自分に対する感謝ができません。
「自分の良いところなんてないよ」と思っていますし、「もっと頑張らなきゃダメだ」と思っているからです。
そこでまずは周囲の人に感謝するのです。
自己肯定感が低い人は、自分の長所や良かった点を見つけるのは苦手なのですが、
人の優れたところを見つけるのは得意だったりします。
そこで簡単なことにも感謝する習慣をつけてみましょう。
そしてできれば、声に出して相手に伝えてみましょう。
同僚や部下に「いつも頑張ってくれてありがとう」と感謝を伝えるのもいいですし、
彼氏に「いつも一緒にいてくれてありがとう」と伝えるのもいいですし、
妻に「いつも美味しい料理をありがとう」と言うのもいいでしょう。
誰かに感謝できるようになると(つまり、誰かを認められるようになると)、自然な流れで自分のことを認められる機会も増えてくるものです。
誰かに感謝する習慣ができて少したったとき「そういえば俺も意外と頑張ってるよな」「私の人生も別に悪くないかもな」「ありのままでもまぁまぁ幸せなのかも」と少しずつ自分や、自分の人生にも無理なく感謝できるようになっていくでしょう。
いきなり自己肯定感をあげたり、自分を丸ごと受け入れて感謝せよと言ってもそれは無理難題だと思います。
だけど、日常の些細なワンシーン、ワンシーンで自分を認め感謝してあげることで自己肯定感は上がっていきます。
「今日は早く起きれた」
「今日はちゃんと自炊できた」
「15分ウォーキングできた」
「仕事で褒められた」
「5分読書できた」
などなど、1日1つずつでもいいのでスマホの日記などに「感謝メモ」をつけていくのも効果的ですね。
「自分になんて感謝できない!」という人はまずは他人への感謝から。
そして些細なことでも良いからひとつひとつ日常生活で自分に感謝していく。
自分を好きになれるよう、楽しみながらコツコツと感謝していきましょう。
そうすることで自己肯定感は自然に上がっていきます。