自己肯定感が低い人は何においても自分の意思がなかったり自分の意見がないことが多い。例えばデートで行きたいところや食べたいもの、誕生日に欲しいものなどが無かったり言えなかったりする。自分のことを大好きな人は自分が欲しいもの、求めてるものをよく分かってる。もっと好き嫌いに敏感になろう
— Ryuta.k (@Rkpb_R) 2022年3月5日
自己肯定感が高いから自己主張ができるのではありません。
自己主張をするからこそ自己肯定感が高くなるのです。
自己肯定感が高いから感性が豊かになるのではありません。
自分の感性やフィーリングを感じる努力をするからこそ自己肯定感が高くなるのです。
自己肯定感が高いから欲しいものを「欲しい!」と言えるのではありません。
欲しいものを「欲しい!」と言うからこそ自己肯定感が高くなるのです。
自己肯定感が高いから好き嫌いをハッキリ言えるのではありません。
好き嫌いをハッキリ言うからこそ自己肯定感が高くなるのです。
自己肯定感が低い人って自分に対してそれはもう大層な抑圧をしていることが多いです。
幼少期や思春期の親子関係や家庭環境、小中学校でのいじめ、絶望的な失恋体験などがきっかけになって「ありのままの自分ではダメなんだ」「人から求められる自分でいないとダメなんだ」「ちゃんとしなきゃダメなんだ」と自分の感性を封じ込めてしまいます。
自分の感性を封じ込めるのが習慣になるとそれを感じることが難しくなります。
好き嫌いや欲しいもの、なりたい姿、「こうなれたら幸せ!」という像を感じ取れなくなります。
冒頭のツイートで書いたように、デートで行きたいお店や食べたいものが思い浮かばず「何でもいいよ」と相手に投げがちな人や、
人生単位で「こうなれたらすごく幸せ!」という将来像のようなものが思い浮かべられない人は自分の感性やワガママ、欲求や希望を押し殺してきた人が多いでしょう。
でも、いかに長年自分への抑圧をし続けてきたからといって「自然体な自分」が失われるわけではありません。
「自然体な自分」は奥底に押し込められてしまっているだけであり、消えてしまうわけではないのです。
だから、「人に求められる自分でいなきゃ」「おかしい姿を見せないようにしなきゃ」「常識的に振る舞わなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」という気持ちが強い人は非常に疲弊してしまうのです。
疲れてしまうのも無理はありませんよね。だって「ちゃんとしなきゃ」というのはおそらく自然体の自分を潜在意識の地下牢に閉じ込めて創りあげた建前的な借り物の姿ですから。
何十年もありのままの自分を抑圧し、閉じ込めてきた人が自分を許し、自分を愛し、自分らしく生きるためにはどうすればいいのか。振り回されないためにはどうすればいいのか。自己肯定感を上げるためにはどうすればいいのか。
そのリハビリ的な訓練こそが「自分の欲しいもの」や「自分の好き嫌い」を感じようとしてみるということなのです。
「彼氏とどんなデートができたら最高に幸せ?」
「何が食べられたらすごく嬉しい?」
「どんなインテリアだったら気分が爆上がりする?」
「どんな仕事だったら日々充実を感じられる?」
「仕事後の自分への最高のご褒美は何?」
「自分が一番癒されることって何?」
「自分が大好きなことって何?」
「どんな毎日だったらワクワクする?」
「自分の自分らしい最高の人生って何?」
自分の素直なフィーリングを取り戻すために、是非こんな問いかけをしてみてください。紙に書いてもかまいません。
日常の些細なヒトコマから人生の壮大で長期的な事柄まで「自分らしい幸せ」を追求していくことが、感性を磨き自己肯定感を上げるために大切なことなのです。