自分が短所だと感じているところは見方ひとつで長所へと早変わりします。
自分が嫌い、自分に自信がない、自己肯定感が低いという人は自分の短所を見つけてそこを責めたり否定するのがとても得意ですが、短所を見つけるのが得意ということは自分の良いところをたくさん見つけられるということでもあります。
例えば私が自分で短所だと思っている点のひとつは内向的で友達が少ないところです。
しかしそれは見方を変えれば自分と向き合うのが好きで、人間関係が少ないぶん趣味や勉強の時間を山ほどとれるということでもあります。
また、大人数が苦手で盛り上げるのが得意ではないという私の短所(大学時代などは真剣にコンプレックスでした)は、
見方を変えればひとりひとりと向き合い深く話すのが好きだという風にも解釈できます。
私の例以外でも、よく聞く短所として「飽きっぽい」「頑固」「空気が読めない」「集中力がない」などがありますが、
例えば「飽きっぽい」は見方を変えれば感性が豊かで色々なことに好奇心を持てると言えますし、
「頑固」は自分の意思がハッキリしてると言えますし、
「空気が読めない」は枠にとらわれない天才肌だと言えますし、
「集中力がない」というのはマルチタスク的な才能があると言えるでしょう。
人の性質って一見短所に見えるものでも裏返せば必ず何かのメリットがありますし、必ず長所へと転ずることができるものです。
「自分は短所だらけだから直さなくてはいけない」というように自分の性質を否定してしまう人が多いですが、そんな必要は全くありません。
むしろ短所を矯正することにより、それと表裏一体だった長所までが打ち消されてしまいます。
短所はその人の個性そのものであり、矯正するものではなく見方を変えてありのまま受け入れてあげるものなのですね。
「自己肯定感が低くて自分の悪い点とか欠点しか見つからない」という人は是非、「見方を変える」という意識をしてみてください。
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