常に相手の顔色を伺っているような状態
常に相手の反応が気になるような状態
常に相手の言動が気になるような状態
相手の一挙一動に舞い上がったり落ち込んだりする状態
こんな状態を「振り回されている状態」と言ったりします。
当ブログでよく出てくるワードを使うのであれば「他人軸である」ということです。
「振り回されている状態」は恋愛で発生しがちですが、仕事、親子関係、友人関係、お金、人生の様々なシチュエーションで現れます。
この状態の何が良くないかって、単純に生きにくくなります。
繊細な人はあらゆるものに振り回されるものでして、
例えば「彼氏の機嫌がなんか悪い、気に触ること言っちゃったかな、どうしよう、どうすればいいんだろう」と一日中不安になってしまったりします。
また、例えば「仕事でミスをしちゃった。周りの人にどう思われてるんだろう、きっと笑われてるに違いない、あそこであーすれば良かったんだ、いや、あの時こーすれば良かったんだ」など仕事関係で気が気でなくなってしまうことも多いでしょう。
振り回されていると日々に余裕がなくなりストレスは積もりに積もります。
こんな状態で幸せを感じよう、幸せになろうというのはとてもではないですが無理な相談ですよね。
繊細な人、他人軸になりがちな人、振り回されがちな人が覚えておくべき基本中の基本は「自分への意識」です。
上の例で言えば「彼氏の機嫌」が気になってしょうがないという人は意識が自分自身から離脱してしまっている状態なわけです。その意識を自分に戻してあげましょうということですね。
「彼氏が機嫌悪そうどうしよう」という思いが頭をよぎったら「とりあえず私は私のやりたいこと、やらなきゃいけないことをやっておくか。そのうち機嫌直るだろうし」みたいなイメージで自分主体の意識を持ってみましょう。
「彼氏が彼氏が彼氏ガー」というのではなく、「私は私、彼は彼」という要領です。
仕事や親子関係、友人関係などそのほかのケースにもそのまま当てはまります。
「私」を主語にしていくこと、常に「私」がどうありたいかを観察してあげることで、自分を意識することが上手になっていくでしょう。
自分主体であることが振り回されないための基本でありキーポイントです。