Ryuta.k【公式ブログ】

「自己肯定感と心理学」「ライフワークとパートナーシップ」を軸に発信しています

「相手に尽くしたいタイプの人」が陥りがちな心理状態

 

 

 

最初は喜んで相手に尽くしたり心から楽しんで相手のために動いていたのに、いつからか適切な見返りがないことにイライラしたりモヤモヤしたりする経験は誰にでもあると思います。

 

「こうしてあげたんだからこうお返ししてくれるのが当然でしょ」というような見返りを求める心理は多かれ少なかれ皆持っているものなのですが、
見返りを求める気持ちが強ければ強いほど相手との関係にヒビが入る恐れがありますし、何より自分が不快な精神状態になるでしょう。

幸せではなくなってしまうでしょう。

 

 

 

 

ポイントは「与えたい心理」と「犠牲的な心理」を自覚して区別しておくことです。

 

 

 

例えば私の友人のAさんは彼氏と同棲していて日々の家事を担当していました。中でも特に料理に情熱をかけていました。

同棲開始して最初の頃はスパイスをオリジナルで調合したカレーなど凝った手料理を作り、彼氏が喜んで食べる顔を見てAさん自身も喜びを感じていました。

しかし日々の料理がだんだん負担になっていると感じていて、また彼氏からの見返り(「美味しい!」などの褒め言葉や感情表現)が少なくなっていることにもモヤモヤするようになったようです。

ついに自分が家政婦のように扱われているのではないかという不満が爆発し、彼氏と大げんかしてしまいました。

 

 

 

 

 

この話ではAさんの中の「与えたい心理」から「犠牲的な心理」への移り変わりが分かってもらえると思います。

 

彼氏のためにワクワクしながら料理を作る、見返りを求めず心から喜んで家事をする、彼氏の喜びが即ち自分の喜び、相手がどうとかではなく純粋にシンプルに自分が凝った料理を作りたいから料理をする…この状態が「与えたい心理」です。

 

 

料理をすることへのワクワク感がない、彼氏からの褒め言葉や感情表現がないことに不満を感じている、でも自分が料理をするしかないし料理を作らなければ嫌われてしまうかもしれないから料理をする、凝った料理を作りたいから作るというよりは義務感から料理をしている…この状態が「犠牲的な心理」です。

 

 

 

 

 

当ブログをよく読んでくれている人は「あ、つまり自分軸と他人軸ね!」とピンときてくれるかもしれませんがまさにその通りです。

 

この場合の「与えたい心理」とは自分軸のことで「犠牲的な心理」とは他人軸(彼氏軸)のことですね。

 

 

 

とにかく、能動的に楽しみつつ幸せと愛を感じられるのが「与えたい心理」

義務的で受け身で見返りを求めながらイヤイヤ何かをしてあげているのが「犠牲的な心理」ということです。

 

これはカップルの同棲シーンだけでなく、ビジネス、友人関係、結婚生活、親子関係など人生のあらゆる面で当てはまります。

 

 

 

 

 

 

 

 

愛情ベースで自分がしたいから尽くすという「与えたい心理」の方が何となく幸せそうで、
自分がやらないとダメだという惰性であると同時に見返りを求めがちな「犠牲的な心理」は何となく振り回されていそうですよね。

 

 

 

 

でもこれは、「犠牲的な心理」を感じてしまいがちな人が悪いから治しましょうという話ではなく、例のAさんのように同じ人であってもコンディションや状況次第で「与えたい心理」になったり「犠牲的な心理」になったりするものです。

「犠牲的な心理」になってしまうことは誰でもあり得ますのでそれ自体は全然悪いことではありません。

 

 

 

 

ポイントは「今自分が与えたいという気持ちなのか犠牲的な心理状態なのか自覚する」ということだと思います。

 

そして、例えば家事で「なんかイヤイヤやってるな、見返りを求めてるな、感情を殺して惰性でやってしまってるな、イライラが溜まるな」という状況が続くのであれば思い切って相手に相談し、家事を一部手放すなどして自分を甘やかしてあげましょう。

 

毎日の掃除が苦痛なら3日に1回にしてもいいですし、毎日の料理が犠牲的ならお惣菜や出前でも全然良いと思うんです。

 

 

 

繰り返しますがこれは家事だけではなく、人生のあらゆるケースに当てはまる話なので是非自分の「与えたい心理」と「犠牲的な心理」に目をこらしてみてください。

 

なんかモヤモヤする、なんか振り回されてるという感覚の裏には知らず知らず「犠牲的な心理」が働いてしまっているケースが多いのです。