自分の大好きなことをやっていると、自分のことも自然と大好きになれます。
「大好きなこと」というのは大好きな仕事はもちろん、大好きな趣味や、大好きな人と一緒にいることや、大好きなものを食べることや、大好きな空間にいることや、大好きな時間を過ごすことを全て含みます。
自分の大好きなことをやる、自分の大好きな人といる、自分の大好きなものを食べるというのはすなわち、「自分を認め、許し、大切にしている」ということです。
逆に、人に合わせてばかりいたり何となく社会や周囲の風潮に合わせてしまったり、空気を読んでばかりいたり、感情を押し殺して嫌なことばかりやっていたり、無理をしていたりするのは「自分を否定し、いじめ、大切にしていない」ということです。
自己肯定感を上げる方法なんて実は簡単なんです。
どんな時も「自分は何がしたいんだ?何を欲しているんだ?誰といたいんだ?どうありたいんだ?」と問いかけ続けることです。
自分の大好きを問いかけ、自分の大好きなことを実行し、幸せを噛み締めるということが自分を肯定し、自分を大切にするということなんですね。
自己肯定感にかんする質問は女性からいただくことが多いのですが、
実は男性より女性のほうが自分を大切にできていて自己肯定感も高いことが往々にしてあります。
例えば「丁寧な暮らし」のように自宅に自分の大好きな空間を創っていくことに関しては女性のほうが関心がありますよね。
また、アフタヌーンティーに行ったり最新のフレンチのランチに行ったり、美味しいものへの探求心も女性のほうが旺盛だと思います。
それに、「自分へのご褒美」と言ってコスメを購入したりスイーツを買ったりするのも女性にあるあるな行動ですよね。
これらって全て「自分の大好きなことをして、自分を癒やして、自分を大切にする」という行動なんです。
一方で男性は日々のルーティンに流されがちですしインテリアや時間の過ごし方、食事にこだわりがない人も多いと思います。
意識的に「自分へのご褒美」を作ってあげることも少ないのではないでしょうか。
もちろん単純な比較はできませんが、自殺率が男性のほうが高い(約7割)のも、男性のほうが自分の感情を抑え込んでしまいがちで無理をしがちだからなのではないかと思っています。
「自分のことを大好きになりたい!」という人は日常の些細な選択から自分の大好きなことを選んでいきましょう。
・大好きなものを食べる
・大好きなカフェに行く
・大好きな映画を見る
・大好きな入浴剤を使う
・大好きな部屋で過ごす
日常のヒトコマから大好きなもの・ことを選択していくことで、自分を大切にできるようになります。
それは自己肯定感へとつながり、人生・仕事・恋愛などにおけるさらに大きな幸せへと通じていくでしょう。