より良いパートナーシップを築くために自分を大切にしようというお話をよくしますが、「なぜまず自分なのか」ということが今ひとつしっくりこない人も多いのではないでしょうか。
そもそも、パートナー関係や恋愛は何のためのものでしょう。
世間常識的に彼氏や彼女がいて当然だから?
適齢期になったら結婚するのが当たり前だから?
何となく?
パートナーがいなきゃ恥ずかしいから?
そういった答えもひとつあるのかもしれませんが、
パートナー関係は「自分のさらなる幸せのため」というのがしっくりくるのではないかと思います。
ひとりでいるのもそこそこ楽しいかもしれない
結婚しない人生もアリかもしれない
独身で趣味に生きるのもいいかもしれない
…でも、ひとりより2人のほうがやっぱり楽しいし、幸せだよねということで理想の相手とお付き合いしたり、結婚したりするのではないでしょうか。
パートナーシップや恋愛の前提には「自分の幸せ」があるわけですね。
しかしながらそんなパートナーシップや恋愛において、「相手に嫌われたくないから」「別れたら次の相手がいつできるか分からないから」「独身だと恥ずかしいから」といって自分の理想的な関係や自分の言いたいこと、やりたいことを我慢したり、相手に合わせすぎたりする人が多いように思われます。
相手に合わせて自分は受身になってしまっている、いわゆる「他人軸」というやつです。
パートナーシップにおいて他人軸になってしまうとどうなるか。
例えば「なんだか相手に振り回されてる」と感じたり、我慢の連続でストレスを抱えることが多くなったり、相手の顔色を伺いすぎてビクビクしたり、一緒にいるだけですごくつかれちゃったり、最悪「あれ、これなら1人の方が幸せじゃね?」という感覚になってしまったりします。身に覚えのある人もきっと多いですよね。
でも、先ほども書いたようにパートナーシップ、恋愛、結婚ってそもそもの話「自分のさらなる幸せのためにある」と言っても良いわけです。
そんなパートナーシップで相手の顔色を伺いすぎて振り回され疲れてしまうんじゃ本末転倒という感じがしませんか?
パートナーは鏡であり、ネガティブな空気感は相手にバシバシ伝わりますからあなたが他人軸で疲れていたら相手から見ても「なんかこの人は違うかも…」という風になってしまうかもしれません。
パートナーシップは自分のさらなる幸せのためにある。
このことを頭に留めておけば、なぜパートナーシップにおいても「まず自分を大切にする」ことが重要なのか分かってもらえると思います。
あなたが自分を大切にすることで、パートナー関係におけるあなたの幸せに繋がることはもちろん、あなたのパートナーの幸せにも繋がります。パートナーは鏡ですからね。
全てはあなたの幸せのためにある。
このことを忘れないでください。