Ryuta.K【公式ブログ】

【自己肯定と心理学】【パートナーシップとライフワーク】文筆家です。ブログではnoteやRKサロンのコンテンツを一部公開しています。

自己肯定感の低さの裏にある「囚われ」の問題

 

 

 

今の自分を肯定できるようになるためには自分を束縛している「囚われ」から解放されることが大切です。

 

私たちは自由に思考しているようでいてもさまざまな「囚われ」に無意識的に縛られています。

 

 

・学歴は高くないといけない

・一度就職したら辞めてはいけない

・両親や子供とは仲良くしなければいけない

・男らしくしなければいけない、あるいは女らしくしなければいけない

・空気を読まなければいけない

・適齢期がきたら結婚しなければいけない

・結婚したら家を買わなければいけない

・子供をつくり、育てなければいけない

・家族のために嫌な仕事もしなければいけない

 

 

無数の「〜しなければいけない」はすべて「囚われ」です。

 

 

 

 

 

囚われがあると自分を肯定できない、つまり自己肯定感が下がる原因になります。

 

 

 

 

 

例えば「彼氏に愛されなければいけない」という囚われがある人は彼氏と喧嘩したり、別れの危機に陥ったり、実際に別れたりなどすれば著しく自己肯定感が下がるはずです。

 

例えば親族一同エリート揃いであれば旧帝大や医学部に落ちてしまった場合文字通り死にたくなるでしょう。(実際に、そのような理由で若くして自殺してしまう人だっています)

 

 

 

 

 

囚われは普通に生まれ普通に育った場合、成人になった時には誰もが身につけているものです。

よって、意識的に手放し、解放していくことが求められます。

 

 

 

その方法は色々あるのですが、囚われを手放す第一段階として大切なのはまず自分がどのような観念に囚われているのかを客観的に知ることです。

 

当たり前ですが人それぞれ生まれ育った環境は違いますので、その結果人それぞれ異なる「囚われ」を抱いています。

 

 

自分は何に囚われているのだろうか

自分を縛りつけてる「常識」は何なのだろうか

自分はどんな行動原理に従ってるのだろうか

 

 

このようなことを追求してみると良いでしょう。

 

 

 

 

 

第二に、これは重要なのですが「囚われを手放します!」と決心することです。

 

 

囚われは言うまでもなくあなたという人間の構成要素のひとつです。

よって、それを捨てるには時に抵抗感がありますし時間もかかるでしょうし怖れだって生まれます。

 

そのため、「手放します」というように意識を明確化しておくことが重要なのですね。

格好良い言い方をすれば「囚われの手放しにコミットする」ということです。

 

 

 

 

 

第三に、あなたの「囚われ」のルーツを探っていきましょう。

 

 

 

なぜこのような考えに囚われているのか

親が原因なのか

兄弟が原因なのか

思春期のクラスメイトとの関わりが原因なのか

元カレとの破局が原因なのか

強烈な「囚われ」を抱かせるような、なにか衝撃的な出来事があったのか

 

 

このように、あなた自身の過去をつぶさに観察して「囚われ」の発端をできる限り追い詰めてみてください。

 

病気の治療にはその根源的な理由を知ることが必要なように、
「囚われ」の手放しにもその囚われを作った過去(原因)を知ることが必要です。

 

 

 

 

 

結局のところ、自己肯定感の低さはあなた自身の問題に他なりません。

 

あなたの中の囚われやルールにあなたが従えていない…それであなたはあなたを責めているのです。

(例えば30歳までに結婚しなきゃいけない、というのはただの囚われです。そんな法律はありませんし、30までに結婚できなかったら死刑ということではありません。それは囚われであり、自分自身の決めつけにすぎません。)

 

全ての問題は自作自演と言っても良いかもしれません。

 

 

 

 

囚われをひとつひとつ手放していくことで自己肯定感の低さは解消されていきます。

自己肯定感が上がれば、このブログでたびたび書いているように格段に生きやすくなるのは間違いありません。

 

是非、ご自身の「囚われ」と丁寧に向き合ってみてください。