「嫌われてもいい」と思えるようになると楽になります。
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完璧主義な人や、人からの目線を過剰に気にしがちな人って「人から嫌われてはいけない」「みんなから好かれなきゃいけない」という思い込みが強い傾向があると思うんです。
気持ちはよく分かります。何と言っても私もそうでしたから。
…否、過去形ではなく、現在でも時おり「みんなに好かれたい自分」が顔を表してきます。
自戒も込めて皆さんにお伝えしたいのは「嫌われてもいいんだよ」ということです。
嫌われたからと言って本当の本当に困る人なんて片手で数えるほどしかいないはずです。真に深く考えるのだとしたら嫌われて困る人などこの世に1人もいないのかもしれません。
学校のクラスメイトに嫌われた…だから何だと言うのでしょう。他に仲良くできる人がいるなら仲良くすればいいだけですし、クラスに1人も仲良い人がいないなら外部に仲良い人を求めればいいだけです。むしろ、「誰とも付き合わなくていい」というのであればそれも正解なんです。
職場の人に嫌われた…だから何だと言うのでしょう。その人とはビジネスライクに付き合えばいいだけです。その人の権力が強いなど、あなたの仕事に支障が出るようであればそんな仕事なんて辞めてしまえばいいだけです。
付き合っている人に嫌われた…だから何だと言うのでしょう。その人とは縁がなかっただけです。その相手にはあなたの素晴らしさが伝わらなかっただけです。それはあなたの表現不足かもしれませんし、相手の視野が狭く浅いせいかもしれません。いずれにせよ、次の出会いの機会はいくらでもあります。
親や子に嫌われた…だから何だと言うのでしょう。世の中には親や子とどうしても相性が合わずもう何十年も会っていないという人や、行き着く所まで行き着いて絶縁した人だって大勢います。私の知人でも親との不仲が修復不可能な状態の人もいます。それでも彼女は楽しそうに生きています。親や子は所詮、数十年離れた親しい知人に過ぎません。「親や子と仲良くいなければならない」なんてルールはないのです。どうしても不仲なのであれば不仲のままで良いのです。
繰り返しますが「人に嫌われてはいけない」というルールが世の中に存在しているわけではありません。
「人に嫌われてはいけない」と私たちが思い込んでいるだけなのです。
「人に嫌われる自分が許せない」と自分を戒め、罰しようとしているだけなのです。
考え方次第で「人の目が気になってしょうがない自分」から「自分軸で楽しく生きられる自分」に変わることはいつだって可能なのです。
「この世の全員に嫌われてもいい」という発想はあまりに極端に思えるかもしれませんが、
「本当に大切な人なんてごくごくひと握りしかいない」と考えることは多くの人にとって可能だと思います。
是非、あなたがあなたらしく生きるため「だいたいの人には嫌われてもいい」ということを覚えておいてください。