Ryuta.k【公式ブログ】

「自己肯定感と心理学」「ライフワークとパートナーシップ」を軸に発信しています

抱え込みすぎてしまう人は「相手に頼る、任せる」ができない人

 

 

自律的で優秀な人の特徴のひとつに「人に頼めない」というものがあります。

 

 

ビジネスでも家事でも恋人と行く旅行でも…「何もかもを自分がやらなくては」という焦りのようなものに動かされてついタスクややるべきことを抱え込んでしまいます。それは人に頼めないという遠慮であることもありますし、「ひとに頼むなら自分でやったほうが早い」という考えである場合もあります。

 

 

 

夫婦間や同棲カップルの家事を例にとると分かりやすいでしょうか。

お互いに分担して家事をしようねと約束し、妻が料理と洗濯、夫が皿洗いと掃除とゴミ出しを担当すると決めたとしましょう。

しかし夫は食後すぐに皿洗いをせず何時間もそのまま放っておいている。妻は「それって衛生的にどうなの?」と思い、いてもたってもいられなくなる。夫は食後いつまで経ってもお皿を洗おうとする気配がない。見かねた妻は夫のタスクであるはずの「皿洗い」を自分で行なってしまうわけです。

さらに掃除やゴミの分別も夫は大雑把にしか行わず、それは妻を苛立たせます。結局、妻があれやこれやと手出しをしてしまい、家事の9.5割を妻がやることになってしまう。これって結構あるあるだと思うんです。もちろん、夫が家事をしすぎる家庭もあるでしょう。

 

自律的で優秀な人は「人にあれこれ手続きを教えるんだったら自分でやった方が早い」ということでタスクを抱え込みがちになります。

そして仕事上のパートナーであれ、家庭内のパートナーであれ、パートナー関係は「バランスの法則」により成り立っています。

 

つまり、あなたがキリキリと真面目に働けば働くほど、タスクを抱え込もうとするほど、パートナーはどんどん「怠け者」になっていくということです。

仕事も家事も長期的に行うことですから抱え込みすぎていてはストレスが重なる一方ですし、あなたの時間もどんどん無くなっていってしまいます。

たくさん抱え込んでいては「やるべきこと」に支配されて「やりたいこと」ができなくなってしまいますよね。

 

 

自分であまりに多くのことを抱え込んでしまいがちな人は「①提言して、②信頼して、③任せる」ということを実践してみてください。

 

「①提言する」とはそのタスクにおけるあなたの希望をある程度相手に伝えるということです。もちろん感情的にならずに、フラットに言い伝えましょう。

上の家事の例で言えば「皿洗いはできたら食後すぐにやってもらえれば細菌がわきにくいし嬉しいな」という感じでしょうか。

 

「②信頼し、③任せる」のも重要です。相手がやる気になったのに「自分がやった方が早いから」ということでそのタスクを横取りしては相手のやる気がなくなります。下手したらプライドを刺激して不機嫌になられるかもしれません。

相手の作業方針があなたにとって気に入らなかったとしても、相手の作業の手際が悪かったとしてもそこは信頼して任せておきましょう。あなたが相手に「任せる」という方針をとれば相手はその期待に答えどんどん自発的にタスクをこなしていくようになります。バランスの法則を思い出してください。あえてあなたが「やや怠け者」になるのです。

 

 

結局のところ、自分が抱え込みすぎてしまう人というのは相手への信頼が足りないのです。「どうせ彼はできないから」ということで自分が手を出してしまうのです。それは自分にとっても作業を抱え込みすぎてしまうというデメリットがありますし、ある種相手を見下してるとも言えます。

 

部下であれ、夫であれ、誰であれ、「提言し信頼し任せる」ことで成長してくれますしある程度のことは自然とこなしてくれるようになるものです。相手が成長する前にあなたが手出しをすることで相手の芽を摘み取らないようにしましょう。じっくり待ちましょう。「任せる」ことで何よりあなたが楽になるのですから。