Ryuta.k【公式ブログ】

「自己肯定と心理学」「ライフワークとパートナーシップ」を軸に発信している文筆家。自分らしく心軽く生きるためのお手伝いをしています。

嫌われることへの恐れの根底にある「罪悪感・無価値感」の話

 

 

 

 

 

「嫌われても何も問題ないんだよ」「嫌われても無傷なんだよ」という発信をよくします。このテーマでしばしばツイートしますし、ブログでもいくつか過去記事がありますが改めて振り返ってみましょう。

 

 

誰かに「あ、嫌われてるな」と感じた時にありがちなパターンとして「でも私はその人を嫌いになってはいけない、私に相手を嫌いになる資格はない」という罪悪感が全面的に出てくるパターンがあります。これをパターンAとしておきましょう。

また、「嫌われてるな」と感じた時に「やっぱり私はダメなんだ、価値がないんだ、嫌われる運命にあるんだ」というように無価値感が湧き出てくるパターンもありますね。大切な人に嫌われた時や失恋した時などにありがちでしようか。これをパターンBとします。

 

もちろん、両者AとBが混ざり合って表出してくるパターンもありますし、「ややA、すごくB」みたいなパターンだってあるでしょう。でも心の傷と関連させて考えた時には大きく罪悪感のAパターンと、無価値感のBパターンに別れるかと思います。

 

罪悪感のAパターンの人は潜在的に自分を責める思考習慣がありますので、「嫌われても嫌ってはいけない」と思い込みやすいです。いわゆる「良い人」というやつですね。

目に見えない心の奥底で、自分には人を嫌う資格なんてないから自分は人を遠ざけてはいけないからと考えていて「なんか嫌なカンジな人」とも無理に愛想良く振る舞おうとします。そのためその場では明るく振る舞えたり、周囲からはポジティブシンキングな人だと勘違いされやすかったりもするのですが帰宅するとドッと疲れています。

「相手を嫌いになってはいけない」というのは「万人を愛する」というキリストやマザーテレサのようなマインドだと思われがちですがそうではありません。結局、罪悪感発進で愛想良く振る舞ってる人って自分の感情を抑圧してるだけなんですね。それはマザーテレサのような「愛」から皆を好きになっているのではなく、「人を嫌いになる自分を許せない」という抑圧から皆を嫌いにならないというだけです。

 

 

次は無価値感のパターンBにいきましょう。パターンBでは「相手を嫌ってはいけない」という感情も少しは出ますがより濃く「自分なんて価値がないんだ」という感情へのフォーカスが向きます。相手の評価により自分の評価が揺れ動く、このブログで毎度お馴染みの「他人軸」というやつですね。

無価値感が強い人は他人への癒着が強いことが多く、特に親、恋人、親友など「極めて近い相手」と心理的に強く結合しがちです。本来であればどんなに近しい人とも「他人は他人」であるはずであり、他人からの評価を自分の評価としてしまうのは非常に不自然なことだと言えるのですが、無価値感が強い人は繰り返しますが癒着性も強いので近しい人からの評価をダイレクトに自分の価値へと結びつけてしまいます。

 

例えば恋人に「ちょっと太った?」と言われた女性が拒食に走ってしまったりそれを極端なまでに自分の価値と結びつけてしまうなどがそうでしょう。「ちょっと太った?」と言われれば女性は誰しも大きなショックを受けるだろうと思われるかもしれませんが、実はショックを受けるのは元々心の傷が根深い女性だけだったりします。

自分軸が確立されてて、良い意味で恋人と心理的に一線が引けてる女性は「そうかな?そうでもないかなーと思ったんだけど」とフラットに返すことができますし、「太ったかも!でも許容範囲内w」とありのままを認め笑い返すこともできます。「太ったって愛してくれるでしょー!」とおちゃらける余裕もあるはずです。自分軸が確立されている人は恋人の意見と自己評価を結びつけていないわけですね。

冒頭ツイートにある【誰かに嫌われたからって価値は増えたり減ったりするものじゃない】という文面はまさにこの「他人軸」と「自分軸」の考え方を表したものです。上の例に置き換えてみるならば【誰かに太った?と言われたからと言って価値は増えたり減ったりするものじゃない】という風になります。

無価値感が強いパターンBの人は誰かに嫌われたり、チクッと何か言われたりすると反射的に自分を否定してしまいますが、自分軸が確立されている人は「人の意見」と「自己評価」を切り離して考えることができているわけですね。

 

パターンAの「罪悪感」にせよ、パターンBの「無価値感」にせよ、まず覚えておいてもらいたいのは嫌ってくるのは相手の問題であり、こちらからは何もできないということです。この「自己と他者の分離」の考え方は非常に大切なことです。どうせ嫌ってくる人は嫌ってくるものなので焦って好きになってもらおうとしてもほとんど無意味ですし、罪悪感から「良い顔」をする必要もありません。「良い顔」をしたとしても、充分承知かもしれませんが徒労に終わるだけです。

また、無価値感からショックを受ける必要もないんです。嫌ってくるのはシンプルに相手の問題であり、あなたができることは特にありません。強いて言うなら「へー、私を嫌いなんだ、ふーん、じゃあ仕方ないね」と切り離して考えて、相手からの好悪を自分の価値へと結びつけないことは繰り返しになりますが意識しておくのが良いでしょう。

 

相手の感情をコントロールしようとして「自分を好きになってもらおうと頑張る」「相手に媚を売る」「良い人になる」というのは思いっきり他人軸であり、相手の言動により振り回される関係になってしまいます。どうせ嫌われているなら罪悪感から都合の良い人に成り下がろうとしたり、無価値感から落ち込んだりするのではなく、「相手に嫌われた時の自分の感情」と向き合って内観してみるのが良いでしょう。

 

パターンAの人だったら「あの人は私が嫌いなんだなー、そんで私はあの人に良い顔をしがちだなー、つまり私には人を嫌いになっちゃダメって罪悪感が深いんだなー、この罪悪感はきっと親の躾からきてるんだろうなー、少しずつ嫌いな人は放っておけるメンタルを作っていけたら嬉しいなー」と自分を観察してみたり、
パターンBの人だったら「あの人は私を嫌ってるのかもしれないなー、私はそれにすっごく傷ついてるなー、つまりこれってあの人の評価と私の価値が一致しちゃってるってことだよなー、これって他人軸だよなー、私は私だしあの人はあの人なんだから少しずつ切り分けて考えられるようになると生きやすいだろうなー」みたいな感じで自分自身の心を覗いてみましょう。

 

自分の心の動きを客観的に観察してみると、どうして嫌われたくないのか、どうして良い顔をしがちなのか、罪悪感や無価値感の根源は何か、ということが見え始めると思います。そういう意味では「誰かに嫌われる」というのも自分と向き合うための良い機会なんです。

 

 

 

 

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