「寂しさや虚しさ、欲求」などの欠乏感を他人に埋めてもらおうとするのは依存の始まり。外から欠乏を埋めようとするのはドラッグと同じで、一瞬は満たされても翌日にはより強い依存的な気持ちに苛まれます。欠乏は外からではなく「大好きなこと」「ワクワクすること」で中から埋めるのが非常に重要。
— Ryuta.k (@Rkpb_R) 2022年6月27日
無価値感が強い人はハードワークや競争、恋人の存在など様々なもので自分の価値を埋めようとします。
自分の根本的な「価値」に自信が持てないのが無価値感というやつでして、仕事で客観的に見れば「あの人すごいよね」となるような能力、実績の持ち主であっても本人は「まだ足りない、まだ足りない」と思っていることが多いです。また、恋愛で「あの人は幸せそうだよね」と思われている人であっても本人は物凄いドロドロを抱え込んでいたりします。
無価値感は「心のドーナツ化現象」なんていう風にも言われていまして、ちょうどドーナツのように中心がぽっかり空いてしまっているのですね。
だからそれを埋め合わせるために、つまり「自分には価値があるんだ!」と思い込もうとするために、精一杯頑張るわけです。よって無価値感が強い人には非常に優秀な人が多いのも特徴です。
例えば勉強では、無価値感の強い学生は非常に優秀になる傾向があります。
もちろん本人は自覚していないのですが、親に褒められるため(もしくは失望されないため)、先生に認められるため、友達に尊敬されるため(もしくは舐められないため)、社会的カーストの上位にいくために必死に勉強します。無価値感は非常に強い起爆剤としての力を持っているため、無価値感の強い学生は受験などで成功しやすいです。
例えば仕事において、無価値感が強い人は前述の通りハードワークに走りやすいです。よって優れた成績を残しやすいですし上司からも評価されやすく、順風満帆な出世コースを歩みやすいです。
ただ、前向きな心のエネルギーからではなく、無価値感というある種「負」のエネルギーがハードワークの原動力となっているため、気力も体力も有り余っている学生とは違い、社会人経験を積んでいくとある日ポッキリと折れてしまうこともあります。人は歳を重ねれば重ねるほど自然体でしか生きられなくなるものです。
自分の中にある欠乏を埋めるために、自分の中にある空洞化した無価値感を埋めるために、精一杯仕事で頑張り大勢の人から認められ社会的に大成功を収めていったとしても、いつか疲れてしまう時がきます。
誰もが羨むエリートや、創業社長が心身を病んで倒れてしまう話をよく聞きますが、それは無価値感を埋めるための不自然なハードワークに起因することが多いのですね。繰り返しますが、人は歳を重ねれば重なるほど「自然体」でしか生きられなくなるものです。
また、例えば恋愛においても無価値感は大いに影響力をふるいます。
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