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母娘問題に悩んでいる人が多いようです。
「お母さんと娘」という関係は親子関係のなかでもとりわけ複雑で、心理的に深い問題を抱えやすいです。
お母さんは娘を自分の生き写しのように愛しているがゆえに「過干渉」「コントロール」「感情的支配」に走ります。
娘はお母さんを自分の生き写しのように愛しているがゆえに「罪悪感」「抑圧」をかかえ「心理的に自立」し、お母さんを背負い込みます。
「毒母」「毒娘」という言葉がありますが、どちらも決して「毒」なんかではありません。
愛ゆえに激しく干渉し、愛ゆえに激しいネガティブ感情を感じ、愛ゆえに相互に尽くしあってるだけなのです。
心理学ではこれを「母子癒着」といいます。
「愛ゆえの行動」と言えば美しく聞こえますが、経験者なら分かるとおり、そしてこれだけ「母娘問題」が叫ばれてることから分かるとおり、そこにあるのは美しさだけではありません。
そこにはドロドロとした互いの執着がありますし、罪悪感がありますし、双方の、、、特に娘の人生に対する強烈な拘束力があります。
端的に言えば、「母への執着」「母からの執着」が強烈すぎるがゆえに「自分の人生を生きられてない」という女子がとても多いんですね。
母との癒着を切り離せた時からこそが本物の自分の人生、「セカンド・バースデー」です。
母娘問題に悩まれてるRKサロンメンバーの質問とともに、「母子癒着」の本質と解決策に切り込んでいこうと思います。
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【ご相談ここから】
RKサロンメンバーです。
始めて質問させていただきます。
過干渉母についてです。
父親が頼りない&母が過干渉という家庭で育っていつも苦しんできました。
いつもサロンなどで書いてくれてる自立系女子というやつだと思います。
子どものころから精神的疲労がたえず保育園や学童から帰るのも憂鬱で仕方ありませんでした。
ずっと学校にいれたらいいのにといつも思ってました。
父は頼りなく「僕はお母さんの味方だから」風な顔をして私の心理に向き合おうともしませんでした。
成人後も母の拘束はつづき「早く良い人はいないのか」「孫の顔はいつ見れるのか」「○○(私)は昔から男っ気がないから不安なのよ」「変な男だけはやめてよね」「家柄良い男じゃなきゃ認めないわよ」とまるで老害みたいなことを言います。
成人後も娘を手放そうとしない、子離れできない、典型的な毒親だと思います。
それに真面目に対応して振り回されて相変わらず精神的にきつくなってる自分にも腹がたちます。
母親との関係が悪い自分が欠陥品なのではと自己否定もしてしまいます。
どうやったら乗り越えられるでしょうか。
【ここまで】
いつもTwitterで「親子関係」について書いていてそれがきっかけで私を知ってくださり、ブログを読み漁ったりサロンにまで入ってくださる方が多いみたいです。
親子関係のツイートはだいたい3000いいね前後、多い時には1万いいね以上などいただき、それだけ親子関係に悩んでる人が多いし、大人になってもなお母親や父親との関係に拘束されてる人が多いのだと思います。
質問者さんもその一人ということですね。
親子関係の問題って非常に人に話しにくいし、相談しにくいところがあります。
質問者さんも同様の悩みを抱えていましたが、「もしかしてこんなに親との関係に悩んでるのは私だけなんじゃないか」とか「母親との関係が悪い私は欠陥品なんじゃないか」とか「普通は親子関係の問題なんて抱えないんじゃないか」とか「毒親育ちは恥ずかしいんじゃないか」という気持ちになってしまうし罪悪感だって抱えてしまう人が多いんですね。
だけど私のTwitterなんかを見てもらえれば分かるように、悩んでる人は星の数ほどいますし、質問者さんに共感できる人も星の数います。
ただ、みんな質問することを恥じたり罪悪感を抱えてしまうだけです。
まず「悩んでるのは自分だけじゃない」「他の人も母娘問題に苦しんでる」「私がおかしいわけじゃない」というのは認識していただけたら嬉しいです。
*
ーー父親が頼りない&母が過干渉という家庭で育っていつも苦しんできました。
いつもサロンなどで書いてくれてる自立系女子というやつだと思います。(以下、「ーー」で囲まれた部分は相談の引用)ーー
当ブログには「頑張りすぎ」「ちゃんとしすぎ」「甘えられなすぎ」の三拍子でおなじみの「自立系女子」読者が多数いらっしゃいますが、自立系女子は母娘問題、父娘問題を抱えていたケースが大変多いようです。
質問者さんはご自身が自立系女子だと自認されてる時点で私の発信をいつも見てくれてるんだなということが伝わってきます。誠にありがとうございます、、、
質問者さんはお母さんの干渉を一手に引き受けてこられたようですが長女や一人っ子でしょうか。
第一子の長女長男は特に親が良い意味でも悪い意味でも「頑張る」ため干渉的な性格の親でもそれに輪をかけて干渉しがちになる傾向があります。
もちろん、第二子以降の子に対しても強い干渉が抜けない親はたくさんいるのですが、ある程度肩の力が抜けてくるのもまた事実かと思います。
「父が頼りない」「母が過干渉」という場合、娘はかなりの確率で「自立」します。
お父さんが頼りなければその分の埋め合わせをどうしても子どもが行う機会も増えますし、お母さんが過干渉な場合子どもは自分の内面の「自我」を守るために「外側は良い人」「内側は超頑固者」というようになっていくんですね。
また、お父さんが頼りないということで「お母さんの夫役」「お母さんの親役」を質問者さんが担う機会もきっと多かったのでしょう。
ある時は「お母さんの夫役」としてお母さんのあらゆる愚痴や相談にのってきたんでしょうし、ある時は「お母さんの親役」として先回りしてお母さんが望むことを行ったり、お母さんのご機嫌を損ねないように必死に努力したり、干渉してくるお母さんに対して本当にうまく立ち回ってきたんだと思います。
「保育園や学童から帰るのが苦痛だった」と質問者さんはおっしゃってますが、それも「お母さんの夫役」をこなしていたからであり、「お母さんの親役」に大忙しだったからだと思うんですね。
きっと保育園や学校にいるより家にいるほうが「大変」だったんでしょうし、どんなに勉強が大変でも学校の方がまだ気楽に過ごせたんだと思います。
家では「夫役」や「親役」をやらなきゃいけない一方、学校に行けば「小学生」や「中学生」として年齢相応に振舞えるわけですからね。
「学校より家の方が心労がたまった」と言う女子は、僕のような仕事をしていると山ほどお会いしましてそれも決して珍しいことではありません。
そんなこんなで、頼りないお父さんの代わりに「お母さんの夫役」をこなし、「母の母役」もこなし、質問者さんが幼少期の早い段階から自立せざるを得なかったのは無理もないことかなと思います。
きっと早いうちから「私がなんとかしなきゃ」と思っていたのでしょうし、きっと早いうちから「私が頑張らなきゃ」と思っていたのでしょうし、きっと早いうちから「私は甘えちゃダメだ」と思っていたんでしょう。
*
さらに根本的に深刻なのは、お母さんが「感情的に支配してくる」「自分の思う通りにコントロールしてくる」「あれこれ言う通りにしなさいと過干渉してくる」
そういった場合、
(総字数7000字以上)
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