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生きにくいのは毒親のせい?「親子関係の傷」と「いじめの傷」について考えてみた

 

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「私は親からの傷とかは別に受けてないんですが何だか生きにくくて、、」というご相談をサロンメンバーからいただきました。

そんなご相談をいただくと、性格の悪い私は「本当にそーなの?」「実はこんな傷があるんじゃないの?」なんて根掘り葉掘りやってしまいたくなるわけなんですが、実際そうやって深掘ってみると「親子関係の影響を否定してる人」ほど親から強い影響を受けていたりもします。

 

「親子関係の傷=親が否定的なタイプ」というイメージが世間では根強いですが必ずしもそうではありません。

過保護な親によっても子は傷つきますし、ドライな親によっても子は傷つきますし、優しい親によっても子は傷つきますし、厳しい親によっても子は傷つきますし、不安定な親によっても子は傷つきますし、安定した親によっても子は傷つきます。

完璧な人間などいないように、「完璧な親」もまた存在しません。どんな親もそれぞれのやり方で子を愛し、それとともにそれぞれの接し方で子を傷つけます。

その上で大切なのは、「毒親ガー」と他責になるのではなく、親からの愛を受け止めて自責で自分の傷と向き合っていくことなのです。

 

***

 

 

【ご相談はここから】

 

私は自分のことが嫌いで自信がなく、いつも人の目が気になり生きづらい気持ちで生活しています。

ブログなどを読んでいて、親子関係が影響していることが多いと書いてありますが私の親は、毒親ではないと思います。(多少合わないなと思ったりいらついたりすることはありますが)

小さな頃からそれが当たり前でそう感じていないのか、普通の人からみたらおかしいのかなどと気になります。(反抗期がなかったのでおかしいのかなと気になります)

小学生の時にいじめられてから、人の目が気になったり自信がなくおどおどと過ごすようになった気がします。親子関係にあまり問題がなくても、いじめがきっかけで冒頭に記したようになるものでしょうか。もし親子関係がおかしかったとしても、自分にとっての普通なら気付けないんじゃないかとも思います。

HSPのようなところもあり、そのへんも関係しているのでしょうか。

まとまりがない文章ですが、お答えいただけたら幸いです。

 

【ここまで】

 

 

ーー私は自分のことが嫌いで自信がなく、いつも人の目が気になり生きづらい気持ちで生活しています。 ーー

 

「自分のことが嫌いでとても生きづらい」というご相談を多くいただいてまして、まず質問者さんに把握して欲しいのは「生きにくさを抱えてるのは私だけじゃないんだ」「色んな人が私と同じ悩みをもってるんだ」「私だけが特別おかしいわけじゃないんだ」ということです。

「なんで私だけがこんなに生きにくいんだろう」「なんでみんなニコニコ楽しそうなのに私だけ苦しいんだろう」と考えるとさらに自己否定が始まってしまい、「私はおかしいのではないか」と人の目がさらに気になってしまい、苦しさが倍増します。

例えばTwitterで私をフォローしてくれてる人は、本アカ、サブアカ、サロン公式アカを含めれば10万人を超えてます。少なくともそれだけの人がRKサロンメンバーの人と同じ悩みを抱えてる、もしくは意識できずに潜在的に悩んでるということなんです。そう考えると、自分ばかり責めなくてもいいような気もすると思います。みんな「人の目」や「他人軸」に悩んでるんですね。

 

 

ーーブログなどを読んでいて、親子関係が影響していることが多いと書いてありますが私の親は、毒親ではないと思います。(多少合わないなと思ったりいらついたりすることはありますが)

小さな頃からそれが当たり前でそう感じていないのか、普通の人からみたらおかしいのかなどと気になります。(反抗期がなかったのでおかしいのかなと気になります) ーー

 

ーーもし親子関係がおかしかったとしても、自分にとっての普通なら気付けないんじゃないかとも思います。ーー

 

 

幼少期の環境が影響してるとよく言いますが、おっしゃる通り生育環境というのは本人にとって「当たり前のもの」でして要意識してみないとその環境が自分に影響を与えてるかもしれないというのは分かりにくいものです。

「毒親」というのもかなり定義にバラつきがある言葉でして、高圧的で過干渉なタイプの親を「毒親」とする人もいれば、穏やかで優しそうだけど何となくドライで学校のテストで良い点数を取ったときだけ褒めてくれる親のことを「テストが良かった時だけ褒めてくれてありのままの私を愛してくれない」という意味で「毒親」という人もいます。

一年中家でワイドショー見てるお母さんを「毒親」という人もいれば、バリキャリで2週間に1回しか家に帰ってこないお母さんを「毒親」という人もいます。

 

なのであくまで私は、ですが「毒親」という単語を使うのはあまり好ましくないと考えてまして(サロン、ブログ、Twitterなど含め一回も使ったことないはず、、、多分)、私の考え方としては「全ての親は子を愛していて、全ての親はその愛ゆえに子を傷つける」というものです。そういう意味では「全ての親は毒親」だとも言えますし、「全ての親は毒親じゃない」ともいえますよね(笑)

なので親子関係による傷を語る際には、私は毒親という言葉を使わないようにしているんです。改めて言うまでもなく、全ての子が、良い影響も悪い影響も含めて親から受けるんですね。

 

愛ゆえに親が色々口うるさくすれば、その過干渉により子は傷を抱えます。

愛ゆえに親が自由な態度をとれば、そのある意味「ドライさ」により子は傷を抱えます。

愛ゆえに親が期待すれば、その期待により子は傷を抱えます。

愛ゆえに親が無関心になれば、その無関心により子は傷を抱えます。

愛ゆえに親が過保護にすれば、その窮屈さにより子は傷を抱えます。

愛ゆえに親が子を突き放せば、「愛されてない」という傷を子は抱えます。

愛ゆえに親が完璧であろうとすれば、親の完璧さを見て子は劣等感の傷を抱えます。

 

 

全ての親は子を愛していて、全ての親は子に影響を与えていて、全ての親は子を傷つけることになる。

よって、愛とともに得た傷は子本人が観察し、癒していかなければなりません。心に傷があると生きにくいからです。心に傷があると自由に生きられないからです。

具体的な方法はサロンにたくさんあげていますのでここでは割愛しますが、質問者さんだってなんらかの傷を親から受けているはずなんです。

それは繰り返しますが、ご両親が「毒親だから」ということじゃなくて、質問者さんが両親からの愛情をたっぷり受け取っているのであれば、不可避的に「傷」も負っているからなんですね。

 

例えば、例にあげてくれた「反抗期がなかった」ということだって立派な傷の反映です。

なんで反抗期がなかったんでしょうか?親に押さえつけられてたからでしょうか?良い子じゃなきゃ褒められなかったからでしょうか?親があまりに気弱なタイプだったからでしょうか?思春期の頃から親を守らなきゃいけない立場だったんでしょうか?親の期待を受け続けて「ワル」にはとてもなれなかったからでしょうか?親に気を遣いすぎていたんでしょうか?

「反抗期がない」というたった6文字の一単語からも、質問者さんが両親からの深い愛情と深い傷を得ていることが分かります。

きっとその傷が質問者さんの「生きにくさ」の理由のひとつであるのは間違いないでしょう。

 

 

ーー小学生の時にいじめられてから、人の目が気になったり自信がなくおどおどと過ごすようになった気がします。親子関係にあまり問題がなくても、いじめがきっかけで冒頭に記したようになるものでしょうか。ーー

 

ーーHSPのようなところもあり、そのへんも関係しているのでしょうか。 ーー

 

 

小学校、思春期などのいじめの経験は深層心理にとても大きなダメージを与えるのでおっしゃる通り向き合っていくのが良いと思います。

いじめにあうと、「こういう行動をしちゃいけない」「こういう言動はダメ」「こう振舞っちゃヤバイ」という自分への束縛(観念)が強くなりますし増えますので、とてつもない生きにくさに繋がります。

HSPは質問者さんの生きにくさの原因であることは間違いないですが、いじめなどにより「こうしちゃだめ」「あーしちゃだめ」という自分への拘束がガチガチに強くなり、それが結果的に表面化した形がHSPということなのでしょう。その意味でHSPは原因ではなく結果ですので、あまり捉われなくてもいいと思います。

 

いじめの経験が質問者さんに多大なる影響を与えてること、そして質問者さんの両親が「毒親」でないにせよ質問者さんに多大な影響と、もしかしたら傷を与えてることは意識しておいて間違いないと思います。その根拠は、繰り返しますが「反抗期がなかった」ことですね。

質問者さんはいじめられたことにより「周囲を気にする良い子マインド」が身についてしまったのかもしれませんし、反抗期を許されないような何らかの親子関係により「周囲を気にする良い子マインド」が身についてしまったのかもしれません。あるいは、ミックスかもしれません。

 

具体的な解決策としてはサロン内に色々なワークも用意してありますので、是非実践してみてくださいね。また質問お待ちしてます!

 

 

 

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